暁 〜小説投稿サイト〜
DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
50.便りが無いのは元気な証拠!って、8年は無いわぁ…
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
歌い、続いて『夢想花』を回りながら歌ってあげた…でも、あまり効果は無かったかな…
若い子には難しかったかな?

「しまった!!」
俺はある事に気が付き、後悔と共に叫んでしまった!
「どうした!リュカ?」
ピエールを始め皆が注目する…
俺はとんでもない事を忘れていた…
それに気付いたのは30分以上下り、底が見えてきた頃だった…
「すげー長い階段だけど………帰りめんどくせ〜」
これって切実だと思わない?
でもみんなして呆れ顔で睨むんですよ!
でも双子が笑ってくれたので、良しとしますか。



祠の底に着くと、ぶっさいくな壺が一つ置いてあり、赤く奇妙に光っている。
しかし、それ以外の物は何も無い。
確かに奇妙な気配は感じるが、恐怖する程でもないし、早々に立ち去る事にする。
双子にもあんまり気にするなと、言い聞かせる事で落ち着いてくれたし、サラボナへ行って天空の盾を受け取らないと…
フローラ元気にしてるかなぁ〜
こっそり手ぇ出しちゃおうかなぁ〜
デボラのオッパイも魅力的だなぁ〜
垂れてないといいなぁ〜



<サラボナ>

町に入るとすぐにルドマンさんを発見した。
町の警備兵と何やら深刻そうに会話をしている…
何か…マズイ時に…来た…かな?
うん。先に天空の兜を回収しに行こう!

そう思い踵を返したその瞬間に…
「あ!リュカさん!?リュカさんじゃないですか!!」
俺を呼ぶ声が………アンディだ!
「何!!リュカか!?おぉ…ちょうど良い時に来てくれた!」
ルドマンさんが気付いちゃった。
面倒事だったら…アンディ、ボコる!
「オヒサシブリデス。るどまんサン」
「うむ…会って早々悪いのだが…」
きたよ…面倒事の予感、大!

「な、何っすかぁ〜?」
「そうイヤそうな顔をするな…簡単な用事を頼みたいのだ」
イヤそうじゃなくて、イヤなんだけど…
「ナンデスカ?」
「うむ、実はな…ここより北に行った所にある、祠の一番深い所に壺があるのだが、その壺の色を見てきてほしいのだ…奇妙な事を「赤でした」

「「え!?」」
ルドマンさんとアンディーが間抜け面で呆けている。
「ここへ来る途中に寄ってきましたが、真っ赤に燃える太陽みたいでしたね」
「そ、それは…本当か…嘘を吐いたり、見間違いと言う事はないか!?」
何故か凄く疑われる…そんなに信用ないですか?

「ルドマン殿、私も見ましたが間違いなく赤かったです」
「ピエール殿が仰るのなら本当なのだろう…」
何か酷い事言われてませんか?俺…

「アンディ君!君は警備兵達に町の警備強化をする様に伝えてくれ!」
「はい!」
「その後で、戦えぬ者達への避難勧告もお願いする!」
「分かりました!」
アンディが颯爽とかけて行く
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ