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銀河英雄伝説〜美しい夢〜
第三話 アントン・フェルナー
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れば防げるんだ……」
「……」
そのきっかけがエーリッヒが養子になることか……。

「次の皇帝はエルウィン・ヨーゼフ殿下になる。皇后はサビーネ・フォン・リッテンハイムだ。皇帝をリヒテンラーデ侯が皇后をリッテンハイム侯が後見する。それをブラウンシュバイク公爵家が支える。皆丸く収まるさ」
何でも無いことのようにいうが……

「可能なのか、エーリッヒは貴族じゃないぞ」
「勅許を得たよ、問題ない。むしろ箔がついたようなもんだ。どんな貴族よりもフロイラインの結婚相手にふさわしいと皇帝が認めたんだからな。それにエーリッヒはリメス男爵の血を引いている。誰も文句は言えないさ」
「リメス男爵?」
エーリッヒはあのリメス男爵の血を引いているのか……。
「皆大喜びさ、完璧だってね。俺も同じ思いだ」
卿が喜ぶのは勝手だがな、目の前で卿を睨んでいるエーリッヒをどうにかしたほうがいいぞ。それとフィッツシモンズ少佐もだ。言っておくが俺もギュンターと一緒で、卿を助ける気は無い、頑張るんだな……。


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