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銀河英雄伝説〜美しい夢〜
第二話 託す者、託される者
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む。予はこの国の民を幸せにする事が出来なんだ。だがそちなら出来るかもしれぬ。頼むぞ」

皇帝はそれだけ告げると、俺に背を向けバラ園を去っていった。俺は託されたものの重さに呆然としつつ、去り行く皇帝の姿を見つめ続けた。


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