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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第16話『シャープ♯守護者イン・ザ・ワールド』
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物を持っている!早く捨てなさい!」
「出来れば苦労しません。それに、こんな風に怪物退治をする必要もありません。それが出来ないから、これを失う為に戦っているのですから。」
「何の話だ。」
「漸く話を聴いて貰えました。僕達も、渡さんや名護さん、大牙さんと同様に人々の平和の為に、世界を旅しながら悪と戦っている身で、今は人を襲うファンガイアを追っているのです。それで、キバとファンガイアの王、そして素晴らしき青空の会が集まっている今を狙って話をしようと思ったのです。」
「なるほど。嶋さん、どうしましょう?」
「話に混ぜなくても、彼らは独自で調べるだろう。そうなれば大牙にも迷惑がかかる。話にいれよう。君達、名前は?」
「僕は凪風雅、またの名は仮面ライダーディロード。隣にいるのは僕のサポーターの」
「フェイト・テスタロッサです。私達がここにいる間、ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。」
雅とフェイトは自己紹介をし、椅子に座る。
「さて、話が大分逸れた。大牙、改めて説明してくれ。」
「ああ。あれから3ヶ月、俺達ファンガイアは人を襲わず我が社で開発した人工エネルギーを採ることで人間社会に溶け込んでいった。だが、半月ほど前から、俺達の計画から離反したファンガイアがいる。最初は奴一人の戯言だったが、段々と賛同者が増え、今では五千人に増えている。」
「大牙さん、その主犯は?」
「既に調べは済んでいる。ビーストクラスに所属している『球体が催す、狂喜と酒池肉林の宴』、ウルフファンガイア。奴は人間体の姿として、神谷 (ろう)と名乗っている。神谷は、我々ファンガイアに取って害悪を及ぼしていた。だから俺達の世界から追放したが、こちらで犯罪に手を染めていたらしい。とにかく、今回の件は俺達ファンガイアに責任がある。頼めた義理では無いが、協力して欲しい。今の奴は、俺一人では解決出来ない。」
「大丈夫です大牙さん。僕達もそのつもりで来ました。」
「雅は、これまで三つの悪と戦って来ました。安心して下さい。」
大牙の頼みに雅とフェイトは応える。
「ありがとう。まだ幼い君達を戦いに巻き込んでしまい、済まない。」
「こちらこそ、こんな見ず知らずの子供を信用していただき、ありがとうございます。」
雅と大牙は互いに握手する。
「それで、これからの動きだが、神谷露が動くまでこちらは下手な動きをしない方がいいだろう。凪風君も、自分が戦士として戦っている以上解るだろう。」
「相手の挑発に載った方が負け──というわけですね。ですが、もし先に相手が仕掛けて来た時は、いかがいたせば?」
「その時は、殺す事無く自警してほしい。」
嶋は渡達に伝える。
「解りました。僕達は、これから家に居る子達の様子を見るために一度帰らせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
「あ
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