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提督はBarにいる。
高雄はイジられ系?
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「お、おぅ。」

 そう聞いた高雄が制服の上着を脱ぎ始めた。

「お、おいバカ?何やってんだ?」

「本当に私が魅力的ならぁ……“お持ち帰り”…してくださいよぅ。」

 あ艦これ、完全に悪酔いしてやがる。仕方ねぇ、許せよ高雄。

「解ったよ。そんなに言うなら……」

「え、あ、きゃあっ?」

 俺は高雄の後ろに回り込み、膝裏と肩の辺りに両腕を差し込み、抱えあげた。所謂お姫様抱っこってヤツだね。

「そんなにお持ち帰りされたいなら……持ち帰ってやるよ。」
   
 耳元で囁いてやると、酔って赤ら顔だった高雄の顔が更に赤くなり、頭から湯気を上げてクタッとなった。恥ずかしさの余りに気絶でもしたか?チョロ可愛いなぁ、全く。

「マジで持ち帰ってやろうか?ったく……」

 勿論、そのまま高雄型の部屋に送り届けた。愛宕と鳥海がニヤニヤ笑っていたが、まぁ気にしないでおこう。
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