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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第13話 果てし無き時の中で(中編)
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う。
私は心理学者でもある。少しの情報があれば、大体推測できる。
私が説明していた時に全員が動揺していた。それで確信が持てた。
これで質問の回答になるか…。』

サイーブ
『ちっ。仕方ない。その通りだ。
こちらは、補給物資とこの辺りの情報を提供できる。
単艦でザフト軍の勢力圏に降りて来て困っているだろう。』

光輝
『良し合格だ。サイーブは誠実な性格なようだ。
取引に応じよう。但し、アークエンジェルとではない。
ミスリルの顧問としてその権限で契約する。
それではアークエンジェルのいる場所に案内しよう。但し、条件は3人だけだ。』

サイーブ
『アークエンジェルのいる場所?そこに…。』

光輝
『誰でもいい。そのアークエンジェルの外壁を叩いて見てくれ。
ザフト軍を誘い出す、それは偽物だ。音を聞けば分かる。』

サイーブ
『アフメド。』

サイーブはアフメドに命令した。
アフメドはアークエンジェルの方に走って行った。
初めは恐る恐る掌で叩いていていたが。装甲がたわむので力を徐々に入れていく。
その音が響いてきた。パンパンと金属の音ではない。
アフメドは感触を確かめると戻って来た。

アフメド
『只のビニールです。
戦艦の音ではありません。』

光輝
『皆も音を聞いたから分かるだろう。只のビニールだ。
本物は隠してある。だから秘密にしたい。』

サイーブは誰かと目で確認にしている。

サイーブ
『キサカとカガリ付いて来てくれ。
後の物は基地で待機してくれ。何かあれば無線で連絡する。』

光輝
『艦長、そう言う事です。他の者が離れたらそちらに移動します。
上空から監視をお願いします。5km以上離れたら出発します。
サイーブそういう事だから、他の者を先に帰投させてくれ。』

サイーブ
『今まで会話も無線で筒抜けか。
手前ら先に出発してくれ。用心深いんだな。』

光輝
『それ程、重要だ。君らは土地勘があるからな。
こちらの向かう場所の情報も渡せない。
緊急事態の発信機と探知機をプレゼントする。
この場で試してくれ。
肩掛けカバンから探知機2台と発信機10個渡す。
この場でテストしてくれ。』

コウキはレジスタンス達にその場でレクチャーする。

サイーブ
『これは便利だな。』

サイーブは、部下に発信機を持たせて。車でその辺を1周させる。
探知機は発信機をトレースしていた。

光輝
『どうだ納得、出来たかなぁ。
三人に発信機を持たせる。
緊急の場合は発信機のスイッチを入れれば良い。
こちらも条件を出した。
誠意を見せなければミスリルの名前に傷が付く。
他の者は出発して、5kmは離れたら、
30秒だけ発信機のスイッチを入れ
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