第一章 邂逅のブロンズソード
第6話 小さな騎士ローク
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アン姫、大丈夫なのかな……」
「バカ言うんじゃねぇよ! 姫様を信じろ、いつもみたいにキメてくれるって……!」
ハンナを叱咤するルーケンの肩は、微かに震えている。彼らも何処と無く不安げな表情で、闘技舞台に立つ姫騎士を見つめていた。
他の人々も一様にダイアン姫を案じ、静かに試合を見守っている。しかし、その中で――
(アンジャルノン、か……)
――ダタッツだけは、ダイアン姫ではなく……彼女と相対するアンジャルノンを見つめていた。
(まさか、ここで会うことになるなんてな)
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