第九章
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
龍騎の話はこれで終わりとさせてもらいます。次はファイズです。この作品は井上敏樹氏がストーリーの全てを執筆しこの人の色彩が非常に強い作品です。癖の強い人間ばかり出るうえに様々な勢力が錯綜しその中で人間というものを見せてくれる作品でした。
彼等の戦いは神崎が優衣の言葉を受けて遂に彼女を生きさせることを諦め二人のあるべき世界に戻ったことで終わったのでした。しかしそれはあくまでミラーワールドだけのことだったのでしょう。彼等の本当の戦いはそれが終わってからだと思います。即ち仮面ライダーとしてスサノオと戦う、ミラーワールドの戦いは何度も行われています。しかしスサノオとの戦いは終わりが見えないものです。何時終わるのか、それは誰にもわかりません。ですがそれこそが彼等の本当の戦いなのです。仮面ライダーとは人としてスサノオと戦う戦士達なのですから。元に戻った世界ではどうやら浅倉や東條といった彼等も極端に道を踏み外してはいないようです。それでは彼等は仮面ライダーとなってスサノオと戦えます。おそらくその戦いは何時終わるかわからないでしょう。しかしそれが彼等の運命なのだと思います。
ファイズでは敵はオルフェノクでありスマートブレインでした。その誕生等についての自説ですがどうやらスサノオが関わっていたようです。アークオルフェノクはスサノオの分身の一つだったのでしょう。彼は本能があるだけでそこにあるものは食欲やそういったものばかりでした。スサノオの本能としての存在があるだけでありそれによってあったのです。絶対者として君臨する王でしたがそれはオルフェノクを喰らう存在でした。童話でそうした話がありましたがそれを思わせる存在でした。そしてオルフェノクとは何か、です。
剣のお話にもなりますがまずバトルファイトがありました。そこでヒューマンアンデットは最後の勝利者になりました。その時にヒューマンは統制者の正体を知ったのでしょう。それが何かというとスサノオです。彼はこの時はこのバトルファイトを通じて地球を操ろうと考えていたのでしょう。
それに気付いたヒューマンは統制者の介入を何とか排除しようとしました。その時に彼はスマートレディ、正義の女神であるアストレイアを造り出し己の助手としたのでしょう。そのうえでバトルファイトを終焉させる手段を考えていました。
その時に人間が繁栄していったのですがスサノオはここでヒューマンが油断した時にオルフェノクの因子を入れておきました。これによりオルフェノクが誕生したのでしょう。アギトとは別の存在です。また太古においてスサノオはグロンギという種族を置き己の分身をン＝ダグバ＝ゼバとしていたと思われます。スサノオは仮面ライダー二号こと一文字隼人が出る頃までは世界征服を念頭に置いていたのでしょうがそうした遊びも同時に行っていたのではないでしょうか。退屈を紛
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除