暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/LylicalLiner
無印編
第2話 2人の魔法少女/崩れ始めた日常
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き
なのはとイリヤの姿。
「うそ・・・でしょ・・・?イリヤが・・・カレイド・・・ライナー・・・?」
わたし達は、イリヤが魔術に関わらないように、と色んな手段を講じてきた。
だが、よりにもよって《万華鏡の礼装》を、イリヤが手にしてしまっている。
失血とショックで、わたしは意識を手放してしまった。




Side なのは


レイジングハートが捉えた生体反応を探して、イリヤちゃんと一緒に飛んでいった先には。
「なん・・・で・・・。」
イリヤちゃんが青ざめた。
「なんで・・・なんで・・・・!」
私も、声が、でない。
「なんでよ・・・なんでお姉ちゃんがこんな目に遭わなきゃいけないのっ!?」
辛うじて、潰されたりはしていない、でも、全身から血を流して、イリヤちゃんのお姉ちゃん、真優さんが倒れていた。
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!!」
イリヤちゃんが、血で汚れるのも構わずに真優さんを抱き上げる。
力が抜けて、レイジングハートを握っていられなくなって、私も膝から崩れ落ちた。
「イリヤさん、落ち着いてください。血塗れですが、彼女はちゃんと生きてます。」
「るびー・・・?」
「ともかく、ここから出ましょう、外に出れば、まだ間に合います。」
「う・・・い・・・りや・・・?」
「お姉ちゃん!?大丈夫!今病院に!」
「そう・・・ね・・・。」
少しだけ意識を取り戻した真優さんがまた意識を失う。
「ルビー!どうやってでるの!?」
「なのはさん、ユーノさん、こっちへ。」
「う、うん・・・。」
「はい。」
「半径3メートルで反射路形成!鏡界回廊一部反転!」
魔法陣が周辺に現れると、世界が、ひっくり返る。
この、格子の空の世界に来た時のように。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ