暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
オカルト研究部との出会い
第9話 リアス部長の婚約者 ライザー・フェニックス登場!
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ただきました。ご両家の立会人として私がゲームの指揮を執らせていただきます。それでよろしいですか?」
「構わないわ」
「こちらもだ」
「分かりました、ご両家には私から話しておきます」


 レーティングゲーム……いつかは参加しなくちゃいけないと思っていたけどまさかこんなに早く参加することになるなんて思ってもいませんでした。


「おいリアス、もしかしてここにいる全員が君の眷属か?」
「それが何か問題でもあるのかしら?」


 部長がそう言うとライザーは可笑しそうに笑いだした。


「ははは!それで俺と戦うつもりか?たった3人しかいないじゃないか」


 ライザーが指を鳴らすと再び魔法陣が光りだして光が晴れるとそこには15人の女性が現れた、そう、15人全員が『女性』だ。


 騎士や魔法使い、小さな女の子といった所謂美少女達がライザーの周りに集まる。


「これが俺の眷属だ。どうだ、今からでも考え直して俺の物にならないか?そうすれば君も君の眷属も愛してやるぞ、こんな風にな」


 ライザーは近くにいる自分の眷属の女の子を引き寄せると唇を奪った、それもディープなほうをだ。私はその光景に不快感を感じた、部長も朱乃先輩も同じように顔を歪ませて祐斗先輩も嫌悪感を露わにしていた。


「……ライザー、今貴方私だけじゃなく私の眷属も、と言ったわね。どういうつもりかしら?」
「決まってるだろ、俺がグレモリー家に嫁げば君は俺の物、従って君の眷属も俺の物になる訳だ。『雷の巫女』も相当な美少女だからな、男もいるようだがそいつはいらん」
「……最低ですわ」
「ははっ、酷い言われようだね……」


 朱乃先輩も祐斗先輩も笑ってはいるが完全にキレる一歩手前だ、私も流石に頭に来た。ライザーは眷属を物としてしか見ていない、自分の欲を満たす道具にしか思ってないんだ、私達を家族として愛してくれるリアス部長とは全くの正反対、部長が頑なに拒否するのも理解できた。
 

「−−ッ!?……ほう」


 ライザーが私を見て舌なめずりをした、一体なんですか…


「君、名前は?」
「……塔城小猫」
「驚いたな、リアスの眷属に君みたいな美少女がいたなんて……」


 ライザーは私に近づくと目線を私に合わせて顔を近づけて……ッ!?


 パァンッ!!


 私の平手がライザーの右頬に真っ赤な跡をつけた、間違いなく今この人私にキスしようと……!


「小猫!?ライザー、貴方何を!!」
「ライザー様!?」


 部長が怒りの表情を露わにして怒鳴りライザーの眷属達が私を睨んでくる。怒りたいのは私なんですが……


「大丈夫だ、しかし……ふふふっ気に入ったぞ小猫。君を俺の女にしてやる」

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