暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
オカルト研究部との出会い
第9話 リアス部長の婚約者 ライザー・フェニックス登場!
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も遅かったな、何かあったのか?」
「ええと、その職員室から教室に帰ろうとしたらある方に声をかけられてその…」


 何、声をかけられただって!?


「まさか何かされたのか!?」
「その…告白されました」


 な、てっきりもうそんな奴はいないと思っていたがまだいたのか!


「それでどうしたんだ?まさかOKしたのか!?」
「いえ桐生さんが通りかかって助け舟を出してくれました」
「桐生が?」
「そういう事よ」


 アーシアと話していると眼鏡をかけたおさげの女子生徒が話しかけてきた。こいつの名は桐生、この学園で数少ない俺に普通に接してくれる女子生徒だ。


「兵藤、あんたがアーシアを見ておかないと駄目じゃない。アーシアに告ってた奴この学園じゃちょっと名の知れたイケメンよ。そいつ女癖が悪くて気に入った女子は力づくでも物にするとかいう噂だし」
「そうだったのか、アーシアを助けてくれてありがとうな、桐生」


 俺は桐生に対して感謝の言葉を言う。すると桐生は少しニヤけた表情を浮かべた。


「兵藤、あんたがしっかりしないと大事なアーシアちゃんが他の男に取られちゃうわよ?」
「別にアーシアは俺の物じゃないぞ?」
「……本当にアーシアには同情するわ」
「いえ今はこうでもいつか必ず……!」
「偉いわね、本当に健気なんだから……可愛い♪」
「はわっ、桐生さん!?」


 桐生が俺に残念そうな視線を向けて何やらアーシアがやる気を出してそれを見た桐生がアーシアをハグする……なんだこれ?


『お前には分からんだろうな』


 ドライグにもそう言われて俺は首を傾げたままだった。


「なら今度裸で迫れば……」
「はわわ、裸ですか!?」
「おい、さりげなくアーシアに変なことを教えんな!!」



ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー


 その後桐生と別れ俺とアーシアは家に向かっていた。


「いいかアーシア、桐生はいい奴だが時々とんでもない事を言い出すから真に受けるなよ?」
「そんな事ないですよ、桐生さんは色んなことを私に教えてくださいます」
「じゃあ二日前に風呂場に突入してきたのは……」
「はい、桐生さんに教えてもらいました、日本では裸の付き合いがあってそれで仲良しになるって……」
「それは同性同士でやるもんで普通は異性とはやらないんだよ」
「そうなんですか……」


 桐生はいい奴だとは思うが実は結構エロいことを普通に話す、それこそ女版元浜と呼ばれるくらいだ。アーシアの事を気にかけてくれるのはいいがそれだけがな。


『まあそんなガッカリするな、相棒も内心では嬉しがっていたぞ』
「え、本当ですか?」
「あ、おいドライ
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