暁 〜小説投稿サイト〜
μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
第5話 その名はμ's
[1/7]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

「も....もうだめ〜...はぁ..はぁ...」

「海未ちゃん〜もう足が動かないよ〜」

早朝の神田明神は今日から俺たちの基礎体力をつけるため階段ダッシュをする場所となった。海未はともかく運動部に所属していない穂乃果とことりは体力が足りないと判断した俺はこれを提案し朝と夕、ここで階段ダッシュをすることにした。この提案した時の海未の俺を尊敬する目はものすごく輝いていた。きっと気のせいだろう.....
にしても、この階段何段あるんだろう...普通に歩くだけでもキツいのにここを階段ダッシュしろとか...まぁそう言ったのは俺なんだけどね


「はい!2人とも、もう1セットです」

「は、はひっ!行こうことりちゃん!」

「うん!」


2人は鬼教官もとい海未に絶賛しごかれ中である。
と、階段を降りようとした時後ろから声をかけられる

「君たち」

声の先には見覚えのあるむm....ゲフンゲフン。巫女姿だけど見覚えのある顔の人がいた。

「東條副会長....」

「お、名前覚えてくれてたんやな〜」

音乃木坂の生徒会副会長東條希さん。巫女のバイトかなにかだろうか。
それにしても......巫女姿...たまんねぇ...
おっとよだれが。

「で、何か用ですか?」

「神社はいろんな気が集まるスピリチュアルな場所やからね。ここの階段使わせてもらってるんやから、お参りぐらいしとき」

どうやら用件はそれらしい。それにしてもスピリチュアルって...こういう場面で使うものだったかな

「そうですね..みんなでお参りしていきましょう」

「うんっ!」

海未たちは神殿の方へ向かう。俺も向かおうとしたが呼び止められた。

「ちょっと大地くん」

「ん?なんですか」

「あの子達..順調?」

「まぁ....順調...ですかね?」

「がんばりや〜ウチは応援しとるで?あの子達も...君にも」

東條副会長は目を細めてそんなことを言う

「は、はぁ....ありがとうございます?」

ん〜なかなか掴み所の難しい先輩だな。

「「「初ライブが成功しますようにっ!!」」」

穂乃果たちの声が聞こえる。

「じゃあ、練習がんばりや〜」

「はい、失礼します」

俺は一礼し、穂乃果たちの元へ向かう

「遅いよ大くん!穂乃果はもうお参り終わったからね!」

腰に手を当てプンプンと怒る

「わかったって、俺も今するよ」

財布から15円ほど取り出し賽銭箱へ投入する。

俺のお願いは.....

「美少女の女の子とあんなことやこんなグフゥッ!」

「真面目にしてくださいっ!」

真面目に考えたのに海未に殴られた....
海未に殴
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ