暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第10話『移動と贈り物と合成獣ヤミー』
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会長室に着いた雅はすぐさま鴻上に尋ねる。
「そう焦る必要はない。里中君、例の物をこちらへ。」
「はい。」
鴻上は秘書の里中にバイクといくつものアタッシュケースを持って来させた。
「雅君、君も移動用のバイクが無いと不便だろう。このマシンディローダーをまずはプレゼントしよう!」
「ありがとうございます。」
「何、君の誕生は私にとって嬉しい事だ。それから、このカンドロイド達もプレゼントしよう。」
里中がアタッシュケースの一つを開けると、タカ、タコ、バッタ、ゴリラが四本ずつ入っていた。
「確かに、カンドロイドがあるとこれからの旅にはとっても役立つ。」
雅は、中からタカを一本引き抜いた。
「そして!君も長旅になるだろう。過去四十年分の紙幣、計500万円を譲渡しよう!」
「まあ、昭和ライダーの世界に行く時には便利だ。ありがとうございます。問題は、どうやって運ぼう。」
「それなら問題無い。後藤君!」
鴻上は後にバースを引き継ぐ後藤進太郎を呼ぶ。
「会長、どうしましたか?」
「このアタッシュケース全て!彼の家に運びなさい。」
「またか。解りました。」
後藤は嫌そうに運んで行った。
「それでは雅君、頑張りたまえ!幸運を祈っているよ。」
鴻上はそう言い、雅はマシンディローダーに乗り、フェイトを後ろに乗せてワープを使い外に出た。
「さて、試運転の時間だ。」
「ところで、雅って免許持っているの?」
「本来、ここに来るまでの僕は15歳だ。持っているはず無いんだけど、ここに来た瞬間いつの間にかこれが入っていた。」
雅は、フェイトに自身の免許証を見せる。
「なら、安心だね。」
「ああ。」
雅はそう言ってマシンディローダーを動かした。

その頃、グリード達の事実上のリーダーとなった真木の家では─
「本当に、これで無限の欲望のヤミーが生まれるのか?」
「ええ、理論上は。」
昆虫系グリードのウヴァが真木に半信半疑で聞く。グリード達の目の前には、それぞれのグリードの頭部の力を宿したセルメダルが置かれていた。
「後は。」
真木はそう言うと、それらを握りつぶし、一つのメダルにした。
「おい、もはや元の絵柄すらわからねーじゃねえか!」
アンクはややキレる。
「別に絵柄に意味は在りません。後は、この欲望を生み出す人が必要です。」
真木はそう言うと、蝋燭にセルメダルを投入し、プテラノドンヤミーを生み出す。
「それでは、お願いします。私は英司君と話がありますので。」
真木は先程のセルメダルをプテラノドンヤミーに渡し、出て行った。

一方、雅はマシンディローダーで市内を回っていた。
「基本的にこういうのって移動シーンがカットされるから実際に移動しないと解らないからな。」
雅がそう言いながら運転していると、雅は飛んでいる
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