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DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
29.人の過去は気にしない。自分の過去の方が気になるから…
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ゅ!」
ん!?
人が死ぬ時の音はこんな音がするのか!?

アンディSIDE END



<死の火山>

何とか『炎のリング』を手に入れた。
リングを手にしたら、ドロドロの溶岩の化け物に襲われた!
ちょ、聞いて無いッスよ〜!
熱すぎて近づけなかったので、バギマを連発していたら『バギクロス』を唱えられる様になった。
『バギクロス』凄ぇッス!3匹いた溶岩野郎が瞬殺ッス!
でもピエールが「お前のそれは、『バギクロス』じゃない!もはや、ハリケーンだ!めったやたらに使うな!」って…
これって褒められてる?怒られてる?どっち…?

まぁ、そう言う訳でサッサと引き上げてひとっ風呂でも浴びたいね。
「そう言えばリュカ」
「ん?」
「あの後を付けてきてた男はどうしたんだ?」
「あれ?そう言えば途中でいなくなったね」
あまりにどうでもよかったので、忘れていた。

「諦めたんじゃね?根性無さそ、うぎゅ!」
ものっそい痛い!
俺の上に何か降ってきた!
「リュ、リュカ!大丈夫か!」
俺は、俺の上に降ってきた物を押しのけて立ち上がる。
「何〜これ〜!」
見ると、あの男だ。
今まさに話をしていたあの男だ!

「何で降ってきたのぉ?」
「きっと理由はアレだ」
ピエールは崖の上を指さす。
崖の上には(ポニョはいないよ)ボロボロに傷付いたホースデビルが1匹。
「ヤツから逃げ回った挙げ句、逃げ切れず落ちてきた。そんな所だろ」
俺は上を見上げ、ムカついたので石を投げ付ける。
(スコ〜ン!)
見事命中!そして絶命!
「何!?あんな弱っちいヤツに相手に、こんなにボロボロになってたの!?」
ヘンリーより弱いぞコイツ…

俺は男を肩に担ぐと歩き出した。
「フローラ…フローラ…」
男はフローラの名を譫言の様に呟く。
「相当フローラ殿の事を愛している様だな。お前と違って!」
俺はふて腐れ歩き続ける。
確かに俺はフローラを愛してはいない。セフレになりたいって感情しかない。
でも、幸せになって欲しいとも思っている。
「じゃぁ!天空の盾も、伝説の勇者も諦めればいいんだろ!」
そう言ってピエールに炎のリングを投げ付けた。
「す、すまん!そんなつもりで言ったのでは…」
ピエールは泣きそうな声で謝罪した。
兜で顔を覆っている為、涙は分からない…
俺、心狭!
この男を送り届けたら、なんか甘い物でも奢って謝ろ!
俺…最低だな…




<サラボナ>
フローラSIDE

リュカが帰ってきた!
しかも『炎のリング』を手に入れて!
リュカのお連れのモンスターさん達と、リュカの事をお話いている時に、その報を聞いた。
私はすぐさま町の入り口方面に走り出した。

リュカがいた!
「リュカ!ご無
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