暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第2章:埋もれし過去の産物
第31話「無限の魔力」
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   ―――■■■■!■■■■っ!!

   ―――うウう...ぅぁああああアあああアアッ!!

   ―――■■■■!僕だ!気づいてくれ!

   ―――............。

   ―――■■■■.....?

   ―――....アハ、血を....血ヲ頂戴....。

   ―――くっ....■■■■!!

   ―――喉が渇くノ...頂戴....!

   ―――っ....正気に戻ってくれよ....!







   ―――はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ....。

   ―――っ....ぁぅ....■■■....?

   ―――っ....よかった。正気に戻ったんだな...?

   ―――っ....!来ないで!

   ―――■■■■...?どうしたんだ?

   ―――また...!また私は.....!

   ―――........。

   ―――もう、もう嫌...!いつも、いつもいつもこんな...!こんなっ....!

   ―――■■■■.....。

   ―――お願い、■■■....私を...殺して....!

   ―――なっ....!?

   ―――早く、殺してよ!もう...もう、耐えられない....!

   ―――■■■■.....お前....。

   ―――お願い...だから....!

   ―――.....っ!■■■■!!

   ―――......えっ?

   ―――...ガッ......!?

   ―――え...ぁ....■■■...?

   ―――ぐ...ごほっ....!

   ―――■■■!?■■■!!

   ―――は...はは...ヘマ...しちゃったな...。

   ―――どうして!どうして私なんか...!

   ―――...そう言うなよ■■■■...。庇ったのは、僕の勝手なんだから...。













       =out side=





  茂みの中に、何かが逃げ込む。

「ぜぇっ、ぜぇっ、ぜぇっ....!」

  その何か....少年は、息も絶え絶えに空の様子を伺う。

「はぁ...はぁ....もう、追ってきてないよな...?」

『多分....大丈夫だと思うけど....。』

  響くような少女の声に、少年は安堵してへたり込む。

「どうして...緋雪さんがあんな....。」

『どう見ても、おかしかったよね....?』

  一息つけると思った少年は、そう言って悩む。

「....様子がおかしかったし、なにより“狂って
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