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学園黙示録ガンサバイバーウォーズ
第十二話
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拳銃はガバメント系列に統一されていると言われたから、これで渡す銃器は決まった。


「じゃあ、こういった武器はどうですか?」

俺が提供したのは、戦場で伝説を作り上げた世界で最も信頼性が高いアサルトライフルのAKシリーズで、西側向けに開発されたAK101に、短機関銃や拳銃は銃器メーカーで高い実績を誇るヘッケラー&コッホ社で、短機関銃はガバメント系列の同口径である45ACP弾を使用するUMP45や、拳銃も45ACP弾を使用するUSP45を渡した。

「これなら屋敷で使用する弾薬との互換もありますよね」

「ああ、この武器なら弾薬の互換もあるから助かるが、学生の君達がどうやって手に入れたんだ?」

呆れ半分、好奇心半分の何とも言えない呟きが聞こえる。気持ちは分からなくありませんが、そこは企業秘密で納得してくれないと困る。所持ている経緯がぶっ飛び過ぎて、俺も説明に困るから。

「なんならこれもどうですか?」

俺はミニミ軽機関銃を見せる。それを見て苦笑い気味でため息を吐く吉岡という高城の親父さんの部下。まあ、気持ちは分かりますけど……何回も言いますが、説明に困るので、出来れば深く聞かないので欲しい。

ーーー。

それから出来る限りの武器は提供した。弾薬も提供した武器の規格に合う5・56mmNATO弾や45ACP弾以外に、この屋敷で既に保有しているボルトアクションで扱う7・62mmNATO弾も提供した。その他に拳銃で使用する着脱式のサプレッサーや手榴弾もかなりの数を提供する。少なくとも屋敷にいるメンバーの実戦部隊には行き届くだけの武器や弾薬は提供したので、これで文句を言うなら俺も考えはあったが、どうやらもっと寄越せ的な対応はなかった。

武器や弾薬が保管されている屋敷の倉庫にいくと、俺が提供した以外の武器がある。

「そういえば、この屋敷にある武器ってどのような経緯で入手したんですか?」

自衛隊も真っ青なくらいに保有してある軍用オートに自動拳銃は、明らかに一つの右翼団体が所持できるレベルを超えている。戦争でも始めるのかと思うくらいに保有しているのだから。

「この事を組織に所属していない君に本来なら言う事は出来ないが、武器を提供してくれたお礼に話そう。ここの武器は大半は、西側系列で既に書類では破棄されている事になっている武器を密輸で入手したものだ」

まあ、確かにアメリカ軍では既に使用されていないM16系列であるA1やA2等を装備している事を考えれば理解できる。A1はアメリカ軍では既に使用されておらず、A2に関しても改良型であるA4やM16のカービンタイプであるM4カービンやフルオート対応のM4A1に更新が進んでいる。

M16A1は、アメリカ友好国であるイスラエル、フィリピン、韓国でも今でも使用され
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