暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL5 レヴィとの対決
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「うん」
「良かったな見つかって」
「うん……」

と頷くものの、何故かあまり嬉しそうじゃない。

「どうした?」
「……これでお別れですか?」
「………まあ俺も探してくれてる人達がいるしな。まあ何故かその内の1人はバトルに途中参戦してきたけど」
「えへへ〜ブイ!!」

とピースしながら答えるレヴィ。皮肉を言ったつもりだったが分かってるなさそうだ。

「また会えます……?」
「会えるよ。だって俺もこの街に住んでるし、ブレイブデュエルもやってる。後はノーヴェがブレイブデュエルを楽しんでやってくれれば直ぐにまた会えるさ」
「そう……ですよね。また会えますよね?」
「ああ」

俺の返事を聞くとノーヴェはスッキリした顔で顔を上げた。その顔は今日初めて会った時と比べてとても晴れやかだ。

「零治さん、今日は本当にありがとうございました!また会いましょう」
「その時は勝負しようなノーヴェ!!」

俺の言葉に手を振り返し、ノーヴェは行ってしまった。

「………で、結局レイの知り合い?」
「いいや、今日初めて会った迷子仲間さ………」
「?」








さて、その後レヴィに連れられ無事皆と合流できた零治。

『手間をかけさせおって!!見ろ時間を、もう16時ではないか!!』

と言った具合にディアを始め、皆不満そうだった。仕方がないのでこのショッピングモールのスイーツ店を奢り、後日、翠屋で再び奢る事でまとまったが、とうとう高校生活が出だしから貧乏一色に染まってしまう事が確定した。

「………まあいいか」

先ほどの戦いの高揚感は未だに残っている。
それを知れただけでもお釣りが来ると思う零治であった………

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