暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第32話 マテ娘達の学校生活
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!」

私は…………

「あう!?」

ボールの落下地点を間違えてしまい、頭で受け止めてしまいました………
痛いし恥ずかしいです。
私も運動は嫌いではありませんし、走ったり器械運動などは得意なのですが、何故かボールを使う競技だと全然駄目なんです。

一体なんでなんだろ……………

「星、何であんなにゆっくりなボールを頭で受け止めるんだ?」

私にも分かりませんよ………

「夜美、人には得意不得意があるんだよ」

ライ、それはバカにしてます。
ライにはその気は無いのでしょうが………

「じゃあ、次行くよ〜!!」

さっきと同様にライがジャンプサーブを打ち込みます。
でもそのたびに男子の目線が凄いです。
ライが動くたびに動くその………む、胸が!男子に直視されてます。

やっぱり男子は大きい胸が好きなのでしょうか………?

レイもやっぱり………

「星ちゃん!!ボール!!」

「えっ!?ギャン!!」

スマッシュが今度は私の顔に直撃しました………

「全く何をしているのか………」
「ごめんなさい、夜美」

手を差し出してくれた夜美の手に捕まり立ち上がります。
鼻血は出ていませんが、顔がものすごく痛いです。

今日の体育は散々でした………





「星、今日は大変だったね」

「まだ顔が痛いです………」

ただいま給食中です。
ライとは同じ班なので一緒に食べています。

「でも見事なへディングに顔面キャッチだったよ」

「言わないでよ、吉井君………」

やっぱり男子も見てたんだ…………
とっても恥ずかしいです。

「星も大人気だね」
「嫌ですよ、そんな人気」

みんなに笑われてしまいました……………

「もう、みんな酷いです………」

給食は笑われて終わりました。





「夜美」

「どうした、星?」

「この前借りた本の続きってどこにあるんですか?」

「ああ、あれは…………」

今は昼休み。

私は大体、夜美と図書室に来ます。
夜美は本が好きなので、毎回来ているようですけど。

ちなみにライは………………

「シュート!!」

「うおっ!!」

サッカーゴールにボールが突き刺さった。

「ゴール!!」

「相変わらずえげつないシュート蹴るよな………」

「ああ、実にけしからん………色々と」

男子に混じってサッカーをしています。
本当にじっとしているのが苦手な子なんですから…………

「あっ、あった」

私は本棚にあった小説を一冊取って、夜美の向かい側に座りました。
これが私達の昼休みの過ごし方です。



「ライちゃん、テニス
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