暁 〜小説投稿サイト〜
『愛の性教育』
『玩具ノ気持チ』

[8]前話 [2]次話


中学になると虐待の内容もエスカレートしていた。
同時に、殆ど毎日受ける性教育もエスカレートしてきた。

感覚はおかしくなっていた。
辛い、イタイ、苦しいと思うことすら疲れ切っていた。

家から逃れられる時間は解放感が半端無かった。
檻も無くて、足枷も無くて、自由だった。
ただただ自由で、でも、産まれて初めて守りたいと想えた人でさえ、守れずにいた...

少女は、そんな自分自身を憎んだりもした。
どうにも成らない。
どうしてあげることもできない。

そりゃそうだ。
自分自身の問題すら解決できないくせに。
なのに誰かを助けれる筈なんて無かった。

其の大事な人を亡くした日ですら、少女は家に帰らなければならなくて、そしてまた、あの男の言いなりになる日々の繰り返し。

そんな玩具にもマダ一応、気持ちが残っていた。
男を憎む気持ち、殺したい気持ち、其れは膨大になる一方。

少女がいつ爆発しても不思議じゃない状態だった。

男は、相変わらず執拗に舐め回す。
そして挿入寸前迄いくことが毎日の様になった。

少女は賢くなっていた。
早く解放されたければ早く射精さしてしまえば良いだけ。
男が挿入しようとすれば必死で口で頑張った。



[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ