暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第1章:平穏にさよなら
第6話「導きの光」
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  僕達がいる事を説明していく聖奈さん。

「...詳しい事は場所を変えて聞こう。彼らは僕に任せて、君達は恭也について行ってくれないか?」

「...分かりました。皆もそれでいい?」

  場所を変えるらしく、それでいいか聖奈さんが聞いてくる。

「緋雪、どうする?」

「...お兄ちゃんに任せる。」

「じゃあ、僕らは大丈夫だよ。」

「あ、あたしも。」

  満場一致でついて行く事が決まる。月村さんが何も言わなかったのは行先が月村さんの家だからかな?

「...じゃあ、行こうか。ノエル。」

「分かりました。皆様、こちらへ。」

  メイドさんに促され、車に乗る。

「じゃあ、父さん。後始末は任せたよ。」

「あぁ、任せておけ。」

  恭也さんが士郎さんにそう言い、士郎さんを残して僕らは出発した。

「...一つ聞いておきたいが、誘拐された時、とんでもない事を聞かされたりはしてないか?」

「とんでもない事...ですか?」

  出発した所で唐突に恭也さんがそう聞いてきた。

「それって、夜の一族...っていう奴ですか?」

  バニングスさんがそう聞き返す。...僕、そこら辺の会話知らないんだけど。

「っ、あぁ。それだ。....知ってるなら話す事が増えたな...。」

「(...なんか、この後の不安が増えたんだけど...。)」

  虫の知らせ(シックスセンス)はもう発動してないから大丈夫なんだろうけど...。

  なんか不安だ...。面倒事に巻き込まれていきそうで。






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