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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第23話 報告会と2人の正体
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、大丈夫ですか?」

「ああ、大丈夫だ。それよりラグナル」

『はい?』
「なれるぞ、人の姿に」
『えっ?』
「やってみろ」
『やってみろって……………あ、あれ?』

そう言って、ラグナルが輝き出す。収まると20代ぐらいの銀髪の美人がそこに居た。

「なれた………」

「よかったな、ラグナル」

「マスター!!!!」

俺に思いっきり飛び込んできた。

「ありがとう、マスター!!これでマスターとあんなことやこんなことも………」

「「「「ラグナル………?」」」」

そこにはセットアップしていた星、ライ、夜美、加奈がいた。

「皆さん………デバイスなんか持って何してるんですか?」

「「「覚悟はいい(な)(わね)?」」」

「オハナシです………」

「ま、マスター!!………ってあれ?」

俺は素早く離れて桐谷の側に退避した。

「マスター!私たちは一心同体じゃ………」

「いや、痛いのは嫌なんで………」

「マスター!!!!!」

お前たち、壊さない程度にしろよ。
そんな中、

「私もこの姿ならマスターを…………」

レミエルがそんな事を呟いていたのだった……………






「どう?」

「間違いないよフェイトちゃん………」

私はなのはを呼んで、この前のサーチャーの映像を見せていた。

はやては仕事があってこの場にいないけど。

「この子あの時に戦った星光の殲滅者って名乗ってた子だよ。バリアジャケットも同じ………」

「でも………」

「うん、消えていったはずなんだけど………」

映像を見ながら考えているなのは。

「それとこの人はやっぱり………」

「うん、零治君………」

なのはにも聞いたけどやっぱり間違いはないようだ。

「どうするのフェイトちゃん」

「取り敢えず明後日に私が帰りにでも聞いてみるよ。…………いや尾行しよう!」

「フェ、フェイトちゃん!?」

「今思えば零治の家って知らないし、もしかしたら彼女にも会えるかも」

「でもフェイトちゃん、それってストーカーだよ?」

「違うよ尾行だよび・こ・う」

なのはは少し納得出来てないみたい。
だけど私は執務官だし尾行も普通にやったりするんだけど………

「なのは、嫌なら私だけでやるよ?」

「ううん、私もやる。私も気になるし」

「じゃ、明後日の放課後ね」

「うん、はやてちゃんにも教えとくね」

「よろしく。あとこのことは内密にね………」

「うん、分かったよ」

だが、フェイトは気づいていない。


このマンションに零治達が住んでいることを…………
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