恋愛と不死鳥
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「誠菜に関しては悪どい方法とったわね。
悪魔祓いに強姦させようとしたところを救出。
手際が良すぎて使い魔の介入が間に合わなかったわ」
嫌悪感に顔を歪め、苦い声で黒歌は言った。
うわぉ、悪どい。
流石堕ちるだけのことはあるな。
一誠の方も一誠の性欲……もとい、純粋さにつけこんでるからなぁ。
悪魔より悪魔らしいんじゃないか?
態々抹殺対象と仲良くなってから殺すのだから。
元天使でも堕ちるとそこまで堕ちるんだな。
「それで、日曜に遊びに行くそうよ。これは変態の方も同じみたいね」
つまりはそこで殺される可能性が大なわけか。
つーか、一誠、大人な保健体育の授業をして欲しいって言ってた黒歌にまで変態って言われてんぞ。
「んー、日曜は監視だな。
黒歌、学校の仕事は?」
「駄目ね。他の先生に仕事押しつけられちゃったし」
となると、動けるのは俺、千冬、恋、理子か。
白雪は家事があるし、束はアレでも働いてるからなぁ。
家の収入の半分は束の稼ぎだからなぁ。
つーか、貴族でもかなり裕福な方の俺と同額より少し多い額を稼ぐ束に脱帽するわ。
流石チート。
「なるほど。ドンマイ。
んじゃ、誠菜の方は恋、千冬に頼むか。
一誠の方は俺と理子だな」
戦力的にこんなもんだろ。
それに一誠の方の堕天使。
見た感じアイツ、絶対上級堕天使だ。
それもリアスより上くらいの力量の。
恋、千冬なら一人でも勝てるレベルだが、万が一もあるからな。
俺が出張る。
「りょーかい。それじゃあ日曜の分まで今夜は癒して貰うにゃん♪
先布団入ってるから来てねー」
「おう。後で行く」
さってと、どうなるんかねー?
まぁ、そんときになりゃ、分かるか。
明日の学校の用意を終わらせて黒歌の部屋に行くと、白音がいた。
どうやら、「黒歌姉様ばっかはズルいです」とのことで。
まぁ、仲良く3人で寝ましたとさ。
姉妹丼は絶品でした。
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