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俺の名はシャルル・フェニックス
その後と不死鳥
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俺の眷属を守れるだけの、力をください」

「わかった。ならば、シャルル君には爵位と領地を与えよう。
そうだね。爵位は子爵でいいかな。
領地はキミはアミィ家の血もひいていたはずだから、御家断絶したアミィ家の領地を与えよう。
返還されてから代官をたてて魔王領となっていたから下賜しよう。
もちろん代官はそのままにして」

…………は?

いったい俺の目の前にいる魔王様は何を言ってるんだ?

乱心してるのか?

俺に爵位、しかも子爵を与える?

こんな11歳の子供に?

俺に領地を与える?

アミィ家の領地がどれほどでかいかは知らないが、代官がいるってことは人が住んでる場所もあるってわけだ。

嘘だろ?

あり得ないだろ?

「因みにこれはゲームを他のところで見ていた他の四大魔王も了承してる」

あっダメだ。

頭が追いつかない。

何考えてるのか訳が分からない。

突拍子もないことが連続で襲いかかってきて頭が働かねぇ。

助けを求めようと、グレイフィアさんを見るが、無表情。

グレモリー夫妻、シトリー夫妻、を見るが、絶句中。

ダメだ助ける悪魔がいない。

もう、深く考えるのはやめよう。

貰えるなら貰っておこう。

「有りがたく頂戴します」

「これからも、よろしく頼むよ。フェニックス子爵」


もう、どうにでもなれ……

ここ来る前に悩んでたことが馬鹿らしくなってきた……





この後あれよあれよと言う間に話は進んでいき、四人が無事退院するころには、かなりの領土を持つフェニックス子爵となってた。


あれ?おかしいな、急展開すぎてついていけないや……



◇◆◇◆◇

「よかったのか?サーゼクス。
大公や、大王を筆頭にかなり叩かれてるが……」

「アジュカ、キミも了承したじゃないか」

「まぁ、俺らの後輩だからね。
それくらいはするさ」

「強くなると思うかい?」

「当然だろう。だから、敵にならないよう手を回しただろう?」

「そうだね。
彼が敵になると厄介すぎる」

「旧魔王派か……」

「ああ。どうしても彼らは私達を受け入れようとはしてくれない」

「そうかやはりか……」

「私は、リアスやシャルル君のような若手が戦争する世界にはしたくない」

「同感だね」



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