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二次創作を書こう会
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出演:オリ主A 二次創作を書こうとしている。
   説明者B 二次創作読者の男。


A「二次創作、やろうとおもうんだ」
B「へーどうでもいいけど話は来てやるよ。どんなのやるんだ?」


レッスン1:主人公の名前を決めよう!

A「ではまずあらすじから……主人公の名前は如月(きさらぎ)煉夜(れんや)!神様に無限の剣製をもらってリリなの世界に転生するんだ!!」
B「はいダメー」
A「な……なぜ!?まだ物語が始まってすらないというのに!?」
B「よし、まず一つ目の質問をしたいんだが……その名前はどんなふうにつけたんだ?」
A「そりゃあれだよ。如月ってなんか名前の響きがいいだろ?それに加えて錬夜に夜という漢字を入れている。こう、月夜に照らされて燃え上がれー、みたいな!!」
B「うーん、まずはその辺の発想がなぁ……」

1-2:漢字チョイス。

B「まずさ……ハッキリ言っておくと、如月とかそんな苗字はめちゃくちゃ使い古されててインパクト薄いのよね」
A「は?使い古されてるって……人の名前なんてみんなそういうものだろ!先祖代々受け継がれてるものなんだから」
B「あー、そういう意味じゃないの。主人公に付ける名前として人気って話」
A「……人気ならいいんじゃないのか?格好いいし、皆気に入ってくれるって事だろ?」
B「馬鹿野郎、いい訳ないだろ。いや、してもいいけど俺は読みたくもないぞ」

1-3:ありきたりじゃダメなんです。

B「人気ってことはみんな同じようなことを考えて似たような名前付けてるってことなんだよ!つまり二次創作界隈で苗字に月とか夜とか入ってる格好つけ主人公は氾濫してるの!佐藤とか加藤とかと同列!!」
A「ええーーー!?」
B「ついでに言えば『〇夜』みたいに「や」で終わる名前とか、あとはユウって読む名前とか!そういうのも大量に氾濫してる!お前が内心で会心の出来だと思ってたその名前、ぶっちゃけ珍しくもなんともないわ!!」
A「かかかかか会心の出来とか思ってねーし!後で修正する気だったし!!」
B(嘘つけ。目がマグロ並みに泳ぎ狂ってる癖に……)

1-4:じゃあどうしろと?

B「……その漢字を入れるのが悪いわけじゃない。だけど特に深い理由もなく、なんとなく響きが格好いいだけの名前をつけると……同じコンセプトで名前を付けてる連中とモロ被りしたり、なんとなーく似たような雰囲気の名前になっちゃうんだよ」
A「それって何か悪いのか?」
B「二次創作を書く上では問題だな。だって周囲とインパクトが変わらない訳だから、イコール他人からの注目度も周囲の同じ次元にいる奴らと似たり寄ったりになる。ぶっちゃけ底辺に行く可能性が高い」
A「げっ……それは嫌だな。でもそうしたら俺はどんな名前付ければよかっ
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