第六章『辻斬り現る』
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集中した。探しているのは馬の屍。人の屍があるのなら動物の屍があっても可笑しくはない。
「見つけた」
「「?」」
「来い!」
地面から甲高い唸り声を上げながら馬が出てきた。
「「おー」」
二人は意外と驚いてくれた。
「よっと」
もう一体屍を出し、手をかして貰い馬に乗った。
「即席ですが博麗神社への地図です。馬で行けば直ぐに着きます」
「ありがとうございます」
「アキ、よかったら死んだ跡ここで働かない?」
「幽々子様!」
考えることは皆一緒らしい。でもなんで死ぬ前提なのだろう。
「すいません。映姫様に死神やらないかと誘われていて」
「あら残念。だったらバイトでやらない?弾むわよ」
「考えときます」
馬を博麗神社に行く方角へ向かせて、二人にお礼を言う。
「色々とありがとうございました」
「お気をつけて」
「死んだら連絡して」
幽々子が言った言葉が気になるが馬を走らした。後ろを向くと二人の姿は小さくなっていた。馬を全速力で走らせ博麗神社へと向かった。
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