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ワスレナグサ
あれ?僕たちって恋人同士?____月島

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その日の帰り道。

「「あのさぁ...」」

さて、どんな意地悪をしてやろうかと口を開こうとしたら山口とハモってしまった。

「なに。」
若干イライラしてたから冷たく当たってしまった。
「え、いや、ツッキー最近女の子とよく喋るなぁと思って。」
案の定山口はそのことを話題にしてきた。
「それが?」
嫉妬していると分かってても止めてあげない。
僕はその口から聞きたいんだ。
「...な、何でもない。」
でも山口は言ってくれなかった。
ヤバイ。
本当にイラついてきた。
「あのさ、何でもない分けないでしょ?どうしたいの?山口は僕と何がしたいの?」
「そ、それは...」
「僕はこの口から聞きたいんだけど。」
僕がそう言うと山口が自分の想いを口にした。
「本当は他の人と喋って欲しくない。」
「うん。」
「もっと一緒にいたい。」
「それで?」
僕が相づちを打ちながら聞いていると山口が急に顔を赤くして
「ツッキーとえっちなコトしたい...」
と言った。
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