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ワスレナグサ
質問しても良いかな?____山口

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次の日。

俺はツッキーに昨日のことを聞いてみることにした。
でも、いつまで経っても聞けなかった。
ただただツッキーの後ろを付いて歩く事しか出来なかった。

ねぇツッキー...いつからだろうね...
俺...ツッキーの背中しか見てないや...
俺...ツッキーを追いかけることしかできてないや...
もう少しで届くのに...
もう少しでつかめるのに...
躊躇して...つかめない...いや、つかまない...
俺は...いつまで意気地なしの、臆病者なんだろうね...

「...ぇ!!山口、聞いてんの?って山口?泣いてるの?」
「え?」
ツッキーに言われて初めて気付いた。俺の頬は自分の涙で濡れていて、それをツッキーが不思議そうに見ている。

俺は俺の中で何かが押さえられなくなったのか思ってもないことを喋っていた。

「昨日の女の子誰...」
「見てたの?あれはちg」
「何でキスしてたの...」
「あれはあっt」
ツッキーの話を最後まで聞かずに言葉が後から後から溢れ出てくる。
「俺の気持ちも知らないで...」
「え?」
違う。
こんなこと言いたいんじゃない。
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