暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーウィザード 希望を救い出せ
第十八章
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「俺は御前等の先生なんだからな」
「だからなんだな」
「そうだ、だから何度も言うけれどな」
「死ぬな、か」
「あんた達もだぞ」
 魔法使い達にだ、先生は指差して言った。
「いいな、一人も死ぬな」
「わかってるさ、じゃあな」
「ああ、見守ってるからな」
 こう言い残してだ、そしてだった。
 先生は奈良と共に安全な場所まで去った、ソーサラーはその彼等を見て軽く言った。
「あの連中はどうでもいい」
「無視するのね」
「俺達の相手はあくまで目の前の連中だ」
 つまりライダー達だというのだ。
「だから気にするな」
「そうね、所詮ただの人間ね」
 メデューサもソーサラーのその言葉に頷いて答えた。
「彼等は」
「そうだ、無視しろ」
 ソーサラーははっきりと言った。
「魔法使い連中だけを倒すぞ」
「それではね」
「御前等も早く変身しろ」
 ソーサラーは操真達にこう告げた。
「そのうえで潰してやる」
「わかった、今からだな」
 操真は前を見据えてソーサラーの言葉に返した。
「御前等を倒してやる」
「倒すのは俺達だ」
「そうはならない、勝つのは俺達だ」
「じゃあ俺達も変身するか」
 操真の横からだ、仁藤が言ってだった。そして。
 稲森達もだった、それぞれ宝石を出してだった。変身に入った。
 最初は稲森だった、彼女はというと。
 自身の腰に出た魔法使いの紋章に指輪がある右手を添えてだ、そのうえで。
 その指輪を左手の中指に嵌め換えた、そしてだった。
「変身!」
 身体を一回転させて沸き起こる光に歓喜の物腰で包まれだった。仮面ライダーメイジとなったのだった。
 その稲森に続いてだ、今度は。
 飯島がだ、指輪を備えて稲森と同じ様に右手を添えて。
「変身!」
 彼もまた仮面ライダーメイジになった、そして山本もだった。
 右手を添えてから左手の中指に指輪を嵌め換えてだ、こう言ったのだった。
「変身!」
 三人の仮面ライダーメイジが姿を現した。稲森のメイジが操真に言う。「
「メデューサは私が相手をするわ」
「そうしてくれるか」
「そしてフェニックスは僕が」
「グレムリンは俺が相手をする」
 飯島と山本も言う、そしてだった。
 三人はそれぞれの相手に向かう、ここで木崎も言った。
「私も行く」
「私もね」
「仮面ライダー部と共に雑魚の相手をする」
「だから君達はね」
 大門もだ、操真と仁藤に言うのだった。
「この戦いは任せてくれ」
「是非ね」
「わかった、じゃあな」
「俺達はな」
 正面を見据えてだった、操真と仁藤は二人に応えてだ。そのうえで。
 仁藤がだ、操真に顔を向けて言った。
「じゃあいいな」
「ああ、俺達もだ」
「変身するか」
「そしてあいつを倒す」
 
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ