第七章
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「ここでもな」
「そうしてくれ、じゃあ一緒に戦うか」
「宜しくな」
こう話してだった、そうして。
ビーストも戦いに入る、ライダー達は四人で戦いに入る。そうして戦いを有利に進めていき遂にだった。
全てのファントム達を倒した、ビーストはこのことに喜んだがここでだった。
操真が来た、そして仮面ライダー部の面々も。
その彼等を見てだ、ビーストは言った。
「とりあえず言いたいことはあるけれどな」
「ああ、久しぶりだな」
「無事で何よりだな。ところでな」
「そうだ、油断するな」
こうビーストに言う操真だった。
「敵はまだ来るぞ」
「ちっ、そう簡単には勝たせてくれないか」
「気配を感じるな」
「かなりな」
実際にと答えるビーストだった。
「今感じてきたぜ」
「俺もだ、だからだ」
「戦うんだな、御前も」
「そうさせてもらう」
こう言ってだ、そのうえで。
彼もまた変身した、そうして仮面ライダーウィザードになった。そうしてだった。
ライダー達はファントムの大軍と戦い続けた、確かに敵の数は多いが彼等は果敢に戦いそうしてだった。
すぐに仮面ライダー部の面々も変身して戦いに加わった、そのうえで敵を倒していってだ、遂に全てのファントムを倒すと。
戦場にいるのがライダー達であることを見届けてからだ、ウィザードはビーストに問うた。
「多かったな」
「ああ、思った以上にな」
ビーストもこうウィザードに返す。
「多かったな」
「ファントムの残党と思ったがな」
「残党か」
「それにしては多いな」
「ああ、俺もそう思う」
ビーストはこう言う、そこにだった。
稲富達仮面ライダーメイジの面々が変身をしていない状況で来た、そのうえでこうウィザード達に言ってきた。
「ここにおられたんですか」
「どうしたんだ?」
「まさかここにもファントムが」
「ああ、出て来ていた」
そしてとだ、ウィザードは稲富に答えた。
「それで俺達も戦っていた」
「そうですよね」
「ああ、ひょっとして」
「私達もそうでした」
メイジの三人もだというのだ。
「それに」
「それに、か」
「以前操真さんが行かれた世界に悪の魔法使いが出て来ていましたね」
「あいつか」
ウィザードはあの大臣のことをここで思い出した。
「黄金の魔法使いか」
「それらしき相手と」
戦っていたというのだ。
「向こうから急に来て戦っていました」
「かなりの強さでしたよ」
飯降もウィザードに話す。
「あの魔法使いは」
「しかもかなりの数のファントム達を率いていた」
山本はこのことを話した。
「あいつは一体」
「わからない、だが」
「あの」
見れば奈良と大門、そして輪島もいた。彼等は変身しないがだ。
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