バゼットさんがマスター時のランサー兄貴のステータスが気になる
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英雄という言葉を意味を皆さんはご存知だろうか、才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人の事を一般的に英雄という。化け物を退治した、今まで誰も考え付きもしなかった数式を解き明かした、今まで出来る筈も無い発明をした等々をやり遂げた人々の事も指す。
では、英霊という言葉はご存知だろうか?そのような英雄達の死後の魂が、神話や伝説により確かな知名度と信仰心を得た存在、世界と契約を結び代償として世界の要求をのんだ存在。以上のモノがあらゆるカテゴリーから除外され、世界の法則から外れた存在に押し上げられたのモノが英霊である。英霊という存在はどれも人知を遥かに越えた力を持った者達。
―――納得して頂けただろうか?まあ、英雄達の死後の魂が辿り着く一つと思って頂ければ良いかもしれない。何故そんな話をするかって?そりゃアンタ………
「俺が、持ちたくもねぇ英霊の力を持っちまったからだよ」
知っている人も中には居るだろう、これは有名だからな。無限の剣製、Fateシリーズを嗜んでいる人ならご存知である自らの心象風景を現実世界に具現化させる魔法に最も近い禁忌の大魔術、固有結界の一つ。Fate/stay nightの主人公である衛宮 士郎そして英霊であるアーチャーの象徴とも言える物。一度でも見たことのある宝具を「解析」し、己が内に記憶する。固有結界が発動した場合、自身が記憶しているすべての宝具を「投影」することが出来るという凄い物だ。但し、白兵武器に限るが。作中でもアーチャーはこの固有結界の能力を生かし、複数の命をストックしている最強の敵の命を5〜6回奪うというとんでもない事をやらかしている。
こんな能力だけでも凄いのに、俺にはもう一つとんでもない物を宿している。これもFateファンな方々ならご存知なものだ。アーチャーのライバル的な存在であるランサー、神の御子 クー・フーリンの槍、ゲイ・ボルグ。簡単に説明してしまえばこいつは絶対必中する槍と思って頂ければ良い。正確に言えば心臓に槍が当たったという事実を確定させてから攻撃できる槍。つまり絶対に当たる槍である。わぁおチートすぎて笑えねぇ。
一方は剣、一方は槍のとんでもない物を引き下げて俺は他の世界へ行く羽目になった。何故かって?お察しください。どうせ解りきってる事でしょう?
ぶっちゃけ俺はこんな力なんて要らなかった、今まで通りの平凡な人間で良かったのさ。そう思いながら練習用の槍を振るう。俺はとある高校に通っている普通の高校生だった。まあある事情で女子嫌いではあったがそれ以外は普通な男だ。何時も隣には親友の二人の女の子がいた、この二人は特別さ、ずっと昔から一緒にいる。俺はそんな二人との毎日が続くものだと思っていた、何時か就職して、偶に顔を合わせて酒とか飲む付き合いをする物だと
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