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ポケットモンスターSPECIAL~力の意義~
第二話~VS.十二使徒~

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「あぁ、ダリィ」
後ろから声がした。
「誰だ」
後ろにいた人は髪が紫色、そしてホストの格好をしていた。
「誰だと言われて名乗るきはねぇが、まあいいか。俺は十二使徒の1人、ナオトだ。よろしく図鑑所有者達。」
「十二使徒?」
「俺が入ってるグループみたいなもんだ。」
「これは…あなたがやったんですか。」
「…そうだ。」
「何で…何でこんなひどいことをしたんですか。」
その人は一瞬黙り
「理由なぁ。まあ上からの命令。後は暇潰しだな。」
暇潰し、そんなことで
「そんな理由で、この町をこんな風にしたんですか。」
「まぁそうだな。上には他の考えがあるみたいだか。」
「この町の人がどうなっても良いって言うのかよ。」
「あぁ。別にザコがどうなっても知らねえしな。」
駄目だ。話が噛み合わない。それに、そんな理由でこんなことをするなんて許せない。
「ピカ」 「チュチュ」
「へぇバトルか。イイゼ。最近ザコの相手ばっかでつまんねぇんだよ。少しは楽しませてくれんだろうな。クロバット。」
相手はクロバット。それなら
「チュチュ、10万ボルト」
チュチュが放った10万ボルトがクロバットに当たる…
「ハッ、甘いな」
直前、クロバットは避けた。
「クロバットの素早さの種族値は130だ。そんなおっせえ技が当たる訳ねぇよ。」
「クソッ、ピカ、ボルテッカーだ。」
「ピカ!!」
「無駄無駄。そんな攻撃、かすりもしねえよ。クロバット、クロスポイズン。」
「ピカ、かわ「遅いんだよ。」…ピカ!」
クロバットの攻撃がピカに当たり、ピカは倒れた。
「なっ…一撃で…。」
「そんな…」
レッドさんのピカが、たった一撃で…
「よそ見してて良いのかよ。クロバット」
「っ!しまった」
「クロスポイズン!」
「チュチュ!」
チュチュも一撃で倒れた。
「強い、強すぎる。」
「クソッ。」
「ハァ。つまんねぇ。お前らもザコかよ。時間の無駄だったな。」
強すぎる。手も足も出なかった。
「どうして…どうしてこんなに力があるのに、こんなことをするんですか。」
「…最初に言ったとうり暇潰しだよ。クロバット、帰るぞ。」

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