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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2023年 01月 07日 23時 44分]

▼良い点
ユルゲンの信用の無さがわかり易くギャルゲーマスターに相応しい所にベアトリクスが恐れられている事。

▼一言
マサキとユルゲンだけでなく男は美人には弱く権力者ほど迷惑を周囲にバラ撒くのは歴史が証明してますね!夏の帝傑に殷の紂王にナポレオン等が有名ですね。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2023年 01月 08日 (日) 02時 00分 18秒]

ご感想有難う御座います。
>ユルゲン
金髪碧眼の長身で、文武両道の秀才のユルゲンが持てないはずはありません。
両親ともに金髪で、妹のアイリスも、たびたび白皙の美貌と原作小説に書かれる麗人です。
(本来は白皙の美貌は、美男子に使う言葉です。内田先生がこのような表現をしているのは、恐らくアイリスが男装の麗人だからでしょう。)
ベアトリクスと付き合う事を渋るアベールをあきらめさせるぐらい弁は立つのですが、いかんせん抜けてます。
ソ連の時は引率の将校を含めれば50人近くまとまって留学していますが、今回は米国行きです。
そうすると、彼に、監視の目が行き届かなくなって、好き放題するのは目に見えてます。
(シュタージも、軍の情報部もわざわざ将校一人に監視は割けません)
マライの護衛は、ハニートラップの予防の件もありますが、共産圏特有の海外勤務先での出奔(しゅっぽん)を予防する為でもあります。

>ベアトリクス
『一笑千金 その3』と『一笑千金 その4』の間にあった、ベアトリクスとマライ、ユルゲンの3者面談の話は、後日外伝の方に書かせて頂く積りです。
ドロドロとした男女の話なので、別枠に載せることにしました。

>美人計
およそ健康な男なら、余程の信念や志操堅固でない限り、女性(にょしょう)の色香に惑わされるでしょう。
夏の帝桀、商の帝辛(殷の紂王)、西周の幽王、呉王夫差、楚王項羽……支那史だけでも女色に耽った帝王は数え切れません。
ナポレオンも帝位に就いてから、複数の女性と関係しました。
これは最初の皇后、ジョセフィーヌとの間に子供が無かったことも関係しています。
自信を喪失したナポレオンは、ポーランド貴族のマリア・ヴァレフスカ侯爵夫人との間に、庶子アレクサンドル・ヴァレフスキを儲けました。
このことで、ナポレオンは自分の性的自信を取り戻したと伝わっています。
マリア・ヴァレフスカはポーランドの為、ナポレオンに色仕掛けを仕掛けたのですが、本心から惚れて、関係しましたが、結果的に捨てられます。
(オーストリア皇女マリー・ルイーズと再婚する為)
ただ、ナポレオンは気には掛けていたようで、ワーテルローの戦いで敗れて、セントヘレナ島に流刑になった時、庶子アレクサンドルと共に同行を嘆願したと、伝えられています。
庶子、アレクサンドルは、早世した嫡子ナポレオン二世とは違い、フランスに亡命した後、成人し、ナポレオン三世の下で、フランス外相を務めた後、天寿を全うしております。
今日、ナポレオンの血脈は、彼を通じて、伝わっています。

これ以上は本筋からずれた話になるので控えさせていただきますが、庶子に関する考えを作品中で述べたいと思っています。

 

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