暁 〜小説投稿サイト〜
感想詳細
『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2022年 09月 18日 15時 21分]

▼良い点
ソ連がいかにテロリスト集団を創り世界に迷惑行為をしたかわかる所。

▼一言
マサキが魔法使いみたいに思われてるのでマサキの科学技術を知らしめると面白いと感じました。もし日本帝国の老害がマサキに結婚相手を勧めるとしたら、どんな相手になりますかね?またユルゲンが自分の妹を勧めるとどんな反応をマサキがすると思いますか?


▼返信
投稿者: 雄渾
[2022年 09月 18日 (日) 18時 26分 46秒]

ご感想有難う御座います。

>ソ連が……テロリスト集団……
ソ連の系譜を引く、今日のロシア連邦も同じなのですが、軍事力に劣るために非常に諜報や地下破壊工作に手を入れています。
(歴史的にみて、ロシアは大国の影響を受け続けているので、他虐史観が根底にあります)
 これは遠い13世紀のタタールの軛に由来し、蒙古人の300年の支配を受け、より強化されたものです。
 モンゴル帝国では侵攻の前段階として、僧侶や学者に化けたり、外国人をリクルートしてスパイ活動をしていました。
 ポーランドのワールシュタットの戦いの際に捕まったスパイは英国人の騎士でした。
また文永(ぶんえい)・弘安(こうあん)の役の際も、その前後に間者を送り込んで北九州を偵察させています。
 以前の話にも出ました、パトリス・ルムンバ名称民族友好大学は、テロリスト教育を専門とした大学で、PFLPの国際的テロリスト、カルロス・ザ・ジャッカルことイリイチ・ラミレス・サンチェスを育て上げた事はあまねく知られております。
(映画"The Day of the Jackal"(ジャッカルの日)のモデル人物です)
 またユーリー・アンドロポフ議長はKGB長官時代に、PFLPの共同創設者、ワジ・ハダドに対して三度の武器貸与を実施して居ります。
ワジ・ハダドは1960年代から1970年代の中近東関連のハイジャック事件の首謀者です。
 以上の事実からソ連はテロ国家と認定されても仕方のない状況であります。
因みに、PLOのテロ訓練所をソ連の命令で作らされたシュタージはKGBの命令に従順でしたが、上層部はテロ活動の援助に距離を置く態度を見せていました。
 事実が露見すれば、逮捕される恐れがあったためです。
(シュタージ高官のマックス・ヴォルフやエーリヒ・ミルケ長官は、結局テロ容疑で逮捕されることなく、天命を全うしました)
>マサキの科学技術を知らしめる
一応、本編中で帝国陸軍参謀本部のBETAの解析を手伝った事は匂わせました。


>日本帝国の……マサキの結婚相手……
>ユルゲンが妹を勧める
 頂いたご意見には、目から鱗が落ちる思いがしました。
早速、話作りの参考にさせて頂きます。

感想一覧へ戻る

[0]小説案内ページへ戻る

TOPに戻る

暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ