トップ
暁について
ランキング
イラスト検索
よくある質問
各種マニュアル
46,689人
トップ
>>
小説検索
>>
冥王来訪
>>
冥王来訪の感想一覧
「冥王来訪」の感想
2025年 07月 25日 19時 35分
コメント
>Шестидесятникиの件
かつて、雄渾さんは東ドイツの人々は政治を気にしなくなりと家族を大切にしていたとコメントしましたよね?
作者からの返信
2025年 07月 26日 14時 15分
東ドイツの市民は1960年代以降、チェコスロバキアの改革が挫折した影響も相まって、以前に増して政治的に行動するのを控えるようになりました。
新聞や郵便の検閲は、より巧妙に、かつ陰湿になっていったので、社会的には独裁党のSEDに従うふりをして暮らすしかありませんでした。
1980年代になると、当時の20代は、1960年代から1970年代前半に20台を迎えた戦後のベービーブーマー世代(日本だと団塊の世代から全学連世代)のように外で表立って行動はしなくなりました。
家に近しい人間を呼んで、西の音楽や雑誌を呼んだりしたのです。
(東独は旅行者を通じてかなりの西側の雑誌や新聞が流入していました。
置き忘れを装ったり、ごみという事でホテルに”捨てて”行ったりしてかなりの数が入ったという証言があります)
社会と隔絶して私的領域にこもる様子を、ドイツ連邦代表部代表を務めたジャーナリストのギュンター・ガウス(Günter Gaus)は、壁龕(へきがん)社会(nichengesellschaft)と名付けました。
壁龕とは教会にみられる半球型に彫られた窪みで、そこに崇拝対象の人物像を安置しました。
つまり、東ドイツの社会では住民がシュタージの決めた規則の線を越えなければ、ある程度自由にできた体制を指す言葉でした。
本来ならば柴犬の原作小説で語られなければならない大事な話ですが、なぜか放り投げられているのが実情です。
(手前味噌で大変恐縮ですが、)柴犬の二次小説でも私の作品だけではないでしょうかね。
党と個人の関係、東ドイツの男女間の問題、女性の置かれた立場……
女性キャラが多いわけですから、この事は本来は避けて通れない話なんですがね。
(既婚女性が、ヒロインたちの両親しかいないというのも構造上の問題化も)
まあ戦争小説、怪獣小説だからそんなものは余計だと言われればそれまでですが……(苦笑)
2025年 07月 25日 19時 35分