「冥王来訪」の感想


 
コメント
『それまで受けていた軍事支援の額は米国やドイツを抜いてソ連が一番でしたから。』

例: 中華民国側にはアレクサンドル・チェレパノフとワシーリー・チュイコを主としてソビエト軍官たち、長沙作戦や崑崙関の戦いなど参戦と指揮しました。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>中華民国側にはアレクサンドル・チェレパノフとワシーリー・チュイコフを主としてソビエト軍官たち

当時の日本政府の政策は『対ソ静謐』というもので、ソ連側が満洲里を超えて進行してこない限りは基本的にこちらから仕掛けないことでした。
張鼓峰事件やノモンハン事件はソ連側の挑発で発生した事件であり、満蒙国境は清朝時代の国境線を維持していた日本側のすきを狙って越境し、秘密裏に国境線を削っていたソ連側に非があります。

日本でなければ、支那事変中の度重なる軍事挑発は対ソ開戦理由になるものでした。

あと関東軍特別軍事演習、俗にいう「関特演」はソ連への軍事侵攻計画などではなく、通常の軍事演習の一環でした。

過ぎたこととはいえ、12月8日に真珠湾ではなく、ウラジオストック港の攻撃で日ソ戦が始まったのであれば、全世界を覆ったソ連社会主義の悲劇というのは違ったのかもしれません。
また、朝鮮半島や台湾の辿った運命も違ったものになったでしょう。