「SAO─戦士達の物語」の感想

AKWR
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コメント
お久しぶりです。AKWRです。

まず前回の感想の続きで、サチとリョウの過去の後のアスナ、サチ、ユウキのやり取りで、ユウキにとってアスナがお姉さんなら、サチはお母さんといった感じでしょうか。

 元から女性キャラの中で一番母性に溢れているキャラであったので、あのシーンはサチというキャラの味を一番強く引き出しているなと思いました。

そしてサチの過去編で、サチがリョウに対する恋心は、必ずしも幼馴染という理由だけではなかったことが改めて分かりました。その時までのサチはリョウに対しては恐らく子供の頃の憧れに近い形の好意だったのだと思います。ですがあの世界でリョウに救われて、
彼女の中での子供の頃の恋が、女性としての恋に変わったのですね。
 サチとリョウの関係は、ラノベ作品では特に珍しくはありませんが、恋のキッカケが納得できるとまた物語の味が深くなる感じがしますね。

その後のリョウとアスナの一先ずの決着での、アスナの答えはなんか以外で少し驚きました。正直自分は、これで『戦士達』のMRがどんな終わりを迎えるのか分からなくなってしまったので、この戦士達がどこに向かうのが気になっていきますね。

話は少し変わってバーベキューでの他のメンバーの団欒のほのぼの展開。
レコンの立ち位置がまた変化してましたね。自分の中では『戦士達』のレコンはかなり好きなキャラなので、レコンがこのまま行けばリーファとくっ付く流れなのでこのまま行ってほしいですね。
 どうやら『戦士達』のレコンは全体の読者の評価では賛否両論のようですね、いつかの他の感想で、『戦士達』のレコンが完全否定された内容を読みましたが、自分は逆に原作のレコンはハッキリ言って無関心状態だったので、むしろ強くなって見せ場の多くなったこちらのレコンは好感が持てて応援したくなります。今は出番がありませんが、今後の展開を考えれば、こちらのレコンは色々と応用が利くのでこれからの出番が楽しみですね。

次にこのバーベキュー編での『闇風』ことアウィンの活躍は、何気に面白かったですね。
ちなみにこれって鳩麦さんが考えたんですか?それとも実体験ですか?
これは現実でも使えそうな感じでしたから、なんとなく気になりました。
しかし八百屋ですか。東京の八百屋さん。自分は今茨城の田舎に住んでいて、近くに八百屋さんはありますけど、それでも殆ど見ませんから確かにメンバー珍しいですよね。

そして、これもずっと気になったのですが、今回のバーベキュー編。『ホムラ又はヒョウセツ』さんが登場しませんでしたが。また時間が合わなかったんでしょうか?
また、時間が合わなかったのでふとまた気になったことがあります。
前の『大乱闘』での戦闘で、最初に参戦したリョウ達の中にレコンがいました。
自分は当時、これを読んだ後、『リョウには他に呼べる人がいたんじゃないか?』と質問しました。その時、鳩麦さんはその物語上“一般では学校が始まっている”と言う事で、リーファとシノンは呼べなかったと答えられましたが、それってレコンも言えるんじゃないでしょうか?ついでに言えばクラインもそうですよね?でもクラインは原作にもいましたからそこは考えるべきではないでしょうね。

 更に付け足すなら、バーベキュー編での始めの料理調達の時のリーファとシウネーさんとの会話の時、リーファは手伝えたような言い方もしました。ま、ここん所はご都合主義だの、リーファが時間帯の事を忘れているだの、話の流れによるものだと言えるので、よく言う言葉なら『細かいことは気にするな』でしょうけど、レコンの件はどのように答えられますか?

あ、後最後に今のダンジョン攻略でのアイリの武器が変わっていたような書き方にも気になりました。確かアイリの武器は自分の記憶が確かなら、『刀』だった気がしましたが、ユウキとアイリの共闘の時、アイリの武器が片手直剣と書いていましたが、これはユウキとアイリの武器が同種のものだからでの表現であって、アイリの武器が変わったわけではないと言う事でしょうか?

今回の感想はこんな感じでしょうか?
今アニメは前期の終盤でしょうか?自分は今原作を読み返していて、原作小説を全て読み終わった後に見るつもりなので、録画だけしてまだ見てません。
なるべくアニメが終わるまでは読み終えたい所ですね。
鳩麦さんはリアルタイムで見てるそうですが、個人的願望では今のアニメが終わるまでに今の章を終えて、新章に進んでほしいですが、焦らず、自分のペースで書いてください。
まぁ、これは誰もが言ってる事でしょうが。
次の敵による仲間同士の打ち合い?のような展開、どうなるのか楽しみにしてます。
あ、後ずっと前にいったサチが歌うシーンいつか出してくれる事も望んでいます。

これからも執筆頑張ってください。

では!!
 
作者からの返信
作者からの返信
 
返信が大変遅くなってしまいまして申し訳ないです!

ユウキにとってはお母さんというのも大分大きな存在なので、なかなかその位置を獲得するのは難しいかもしれませんが、もともと原作でも割と母性強めの側面が垣間見えていた彼女のそういった部分を前面に出せたとしたら、それはうれしいですねw

そうですね、もともとは憧れの男の子……というか、「好き」や「愛」という感情が正確に理解できる年ごろではなかったあの子にとっては、物語に登場する白馬の王子様(まっったく似合いませんがw)のような存在だったと思います。それが何年もの間会えなかったにも関わらず彼の存在が自分の中で大きな存在であり続けて、最後のきっかけとしてああいう出来事があったために、恋として変化して言った感じですね。
元来、幼馴染ものというのは長年一緒にいたために距離が近すぎて自覚するタイミングがうやむやになりがちなので、一度長い期間を話すことできっかけをわかりやすくしたかった部分もありました。

アスナの答えについては私も実のところ悩んだんですが「リョウの主張を認める」ということは=「ユウキの命をあきらめる」ということにほかならず、アスナの性格的にそれだけはあり得ないなと思いまして、ああいった結末にさせていただきました。

レコンは結構頑張っているんですが、リーファの側に全く脈がない……と、見えるんですが実は必ずしもそうではなく最近は多少男が上がってきたかなくらいのことは思われていたりしますが、本人はおろかリーファ自身も自分がそう考え始めていることに気が付いていないので、変にすれ違った関係と化しています。キャラの立場としても自由度が高く使いやすいので、今後生かせるところでは生かしていきたいところですねw

ヤミさんの野菜談義は実体験であり、結構ありがちな話だったりもします。塩ってどんなものでも合う割に、素材の味を邪魔しないからおいしい素材ならああいう食べ方が向いているんだそうで(天ぷらとか、塩で食べるのも割とおいしいですよね)。都内はもう八百屋さんほとんど残ってないですねぇ……下町とか、一部の商店街には今も残っている店があるのでたぶんヤミさんの実家もそういう数少ない店の一つなのでしょうw

お、ヒョウセツさんの件についてはそうですねぇ、あまり詳しくは説明できないので、まぁ何かしら理由があったんだろう程度に考えておいてください。
あー、レコンもそういえばそうですね、参加できないメンツの理由については原作にもいなかったのである程度考察しましたが、そういえばオリジナルで参加したメンバーの「参加出来た理由」についてはあんまり深く考えていませんでしたwそうですねぇ、まぁ強いて言うなら、レコンはリーファやシノンとも学校が違うので、たまたまカリキュラムや通信の都合上うまく都合があったのでしょう(あるいはリーファは部活、シノンはバイトなどで参加できなかった可能性があります)あるいは通学路上のVRネットカフェを使ったのかもしれません。ただまぁ、最大の理由はおそらく、彼がレコンだからでしょうか、遠慮せずに誘える友人という間柄がリーファやシノンとの間に成立していないとは言いませんが、そこは何というか、明確に言葉にはしにくい気安さが、彼とリョウたちの間にはあるのだと思っていただければ。

アイリについては……ネタバレになるので説明できませんw

さて、こんなところでしょうか。
というわけで長らくお待たせした割にはあまり締まらない答えですみません。今後も生暖かい目で見ていただければ幸いです。ではっ!