「IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想


 
良い点
「最後の二話で明かされる衝撃の真実!」という感じで、他の作品群と比較して少しトリッキーな構成ですね
海賊編がややコメディタッチの作風ならこちらはサスペンス風といった印象

オーベルシュタインとラインハルト、二人共に帝国への怨念を燃やして(たくさんのものを巻き込んで)滅ぼしてしまった原作キャラなんですよね
人と人との出会いを「不幸でしかなかった」なんて切り捨てるのはあまりにも悲観的だけど、それでもやっぱりこの二人は「出会ってしまった」という表現が妥当な気がします
ココアさんも復讐勢ですけど本編では陛下にデレますし、今作ではブラウンさん家の子(美しい夢編より懐いてる?!)になりますし、割と忠犬体質っていうか性別が女の子だったらもしかしてチョr……


最後に気になる点ですが、事実上のエピローグが"外伝1 哀戦士"というタイトルなのは、あまりにも謙虚がすぎると思います(笑)
 
コメント
ベルセルク編は、連載を追う形で過去に一度読んでいたのですが当時は感想を書いていなかったと思うので
校長編が更新されて再度読み返したこの機に書かせていただきました
長くなりましたが面白かったです! ありがとうございました