「幽雅に舞え!」の感想

グレイグレイ
グレイグレイ
 
良い点
最後まで読みました。
「5VS6!メガシンカVSメガシンカ」のバトルシーンをはじめとして、そんな手があったか!と思ってしまうピンチからの華麗な逆転の展開や、言葉による騙し合いが、読んでいて面白かったです。
また、主要な敵人物とは初見で全力で戦うのではなく、事前に軽く戦って、対策を考えてから再度全力で戦う展開が多く、主人公の成長や敵への対策方法が見られて面白かったです。
物語終盤になるにつれて、むしろ物語序盤を思い起こさせるような展開や技があり、話が全体的に上手くまとまっていると思いました。

 
コメント
疑問に思った事がいくつかあり、もし良ければ解説していただけると、ありがたいです。(無理に答えていただかなくても全然大丈夫です)
ポケモン1体が技を5個以上同時に覚えている描写が出てきたので、この小説内の世界では1度覚えた技は忘れることなく蓄積していくと私は解釈していたのですが、「わるあがき」で決着がつく描写もありました。これは、今までに蓄積したありとあらゆる全ての技を全部使い切って「わるあがき」で決着、ということなのでしょうか?
またエピローグの戦いは本気のバトルなのか決まった台本なのかどちらなのでしょう?読者の想像に委ねられるというヤツなのでしょうか?

読んでいて面白かったです。ありがとうございました。長文失礼しました。
 
作者からの返信
 
じゅぺっとです。拙作ですが最後まで読んでくださり、そして感想を下さったこと感謝の極みでございます。

言葉の勝負も実力も勝負もどっちも好きなので、基本的に強敵には一度破れ、そして再戦して勝つ基本的なパターンを踏襲しています。

終盤は最初と対比しつつ、成長を感じさせるようにしました。

質問についても、答えさせていただきます。
この世界ではポケモンの覚える技に上限はありません。ただし覚える技は全て使えるというわけでもありません。曖昧ですが、よく使う技であればある程度たくさん覚えられるという解釈です。そこは明記したほうがよかったかもしれません。

PP切れによる勝利のシーンでは、相手の覚えている技全てを使用不可能にしたと思っていただいて大丈夫です。

エピローグのバトルに関しては、台本なしの真剣勝負です。ただし、サファイアはシリアに憧れたものとして、シリアは一度自分を超えたものに対するお互いへの敬意として、打ち合わせることなく過去の戦いを踏襲したのかもしれません。

伝わりにくい部分もあったかと思いますが、これからも精進していきますのでまた載せましたら読んでくださるとうれしいです。改めて、ありがとうございました。