「SAO─戦士達の物語」の感想

相宮心
相宮心
 
悪い点
美雨と美羽、どっちですか?

そうなのだ。GGOに置いてキリトと同じく非常にまれな事に光剣使いであり、シノンの数少ない友人(?)でもある彼女、アイリ。本名は天松『美雨』、

今も、アイリの、『美羽』の耳の奥深くには、あの日聞いた彼女の絶叫と、助けを求める懇願の声が消えない叫びとなって残っていた。
 
コメント
アイリの過去と、過去の兄貴がちょっと見られた回でしたね。それにしても、普段元気で戦闘になると変わるアイリがあんな過去があったんですね……。

キリカ「…………」

ドウセツ「……どうしたの?」

キリカ「……いや、なんで、“アイリ”さん、嫌がっているのに……彼らはやめてくれないんだろう……ってね」

ドウセツ「悪いけど、そんなこと考えても無駄よ。単純に言って、彼らには優しさがなかっただけよ……」

キリカ「…………」

結果、そのオレンジプレイヤーの非道は、ちょっと人見知りで優しい少女を汚し、歪んでしまった。『“楽しいから!!”』は無邪気ながらも怖い一言ですね。

そして、兄貴が身を守るために彼女を殺してアイリは救われた。過去のリョウコウはなんか冷たい印象でしたね。それは刃としてでしょうか……。

ドウセツ「貴女がリョウコウの立場だったら、殺していた?」

キリカ「…………そうかもしれない」

ドウセツ「……そう」

キリカ「説得はすると思うよ。私はどちらのアイリさんも救いたいからね。でも、私の言葉が届かず、耳を傾けないなら、アイリさんを守るために……汚れてしまったアイリさんを殺す」

ドウセツ「恨まれるわよ」

キリカ「それでいいよ……どこかにぶつければいいのかわからないよりかは、矛先を私に向ければ、少しはアイリさんも楽になるんじゃないかな…………」

ドウセツ「損な性格ね……」

キリカ「そうだね。でも、そうなったとしても、殺される気はないから」

ドウセツ「……そう。キリカとリョウコウって、どこかしら似ているよね」

キリカ「そうか?」

ドウセツ「良くも悪くも、似ているところがあるのよ」

私としては、憎しみの矛先を兄貴に向けるために、アイリさんを殺したと思うところもあります。それが過去の兄貴、刃が本当に思っているのかは知りませんが。

さぁ、エグい回は終わりかな? 更新お疲れ様です。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ご指摘ありがとうございます!

リ「よーっす」

すみません、“美雨”です。何時か間違えるかもとは思ってたんですが、こんなに早くになってしまったか……修正しておきます。

はい。アイリさんの過去。結構重たい系の物となってしまいました。
さて、キリカらしい問いですね。

リ「っつっても、ドウセツの言うとおりだ。考えるだけ無駄だぜキリカ。あいつらの場合、本能に任せてして良いことと悪いことの区別付けなくなった結果だからな。理解しようとしたって、あいつらと同じにならなきゃ理解できるわけねぇんだよ」

『楽しいから!!』に関してはまさしく、その印象を持っていただきたかったので実に嬉しい反応ですw

リ「救われた……ね……」

はははw
果たしてあの冷たい反応が刃としてだったのかは、正直なところまだ言えませんね。ネタばれになりそうなのでw

リ「キリカはまぁ……はぁ、お前ってそういう奴な。しんどいぜ~そういう生き方」

そんなこと言っても、キリカならやるでしょうね。

リ「だろうな。ったくあのお人良し……」

心配ですか?

リ「……別に」

はははw
さて、君とキリカは……

リ「俺とキリカぁ?……いやぁ、にてねぇって」

さぁ、どうでしょうね?

リ「なんだよ」

いえいえなんでもw

さて、リョウがアイリを殺した理由に関しては……まぁまた話が進めば分かるかもしれません。その時をお待ちください。

多分この先はそこまでエグくはならないんじゃないかな……

ではっ!