「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(新版)」の感想

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良い点
自分の英雄としてのあり方まで考えて見事に活躍してみせた点。前作だと自分を英雄として能動的に活用していたシーンはなかった気がしますので成長したのがより見える感じになってる気がします。


 
悪い点
これ一歩違えばヤン司令官代理は軍法会議から処刑の流れですよね。
意図して把握している情報(推定状況含む)を部下や友軍に対して隠匿して、結果管区司令官の半数を殺傷の危機に晒したわけですから、利敵行為認定受けても不思議じゃない(宇宙ではそうした事態が起きていない+大被害受けた後の地上軍に知ってたと種明かしをしている)。エリヤとの仲の悪さから謀殺狙いまで疑えちゃいます。
その延長で「東大陸の西半分は焼け野原」になり、エル・ファシル住民の生命以外の保護を完全に無視した結果になっている(基本的には民主主義国家の軍は国民の財産の保護も任務に含む)のも不味い。
「第七方面軍司令部ビルが吹き飛んだ」+「主戦場で圧勝して英雄になった」がなかったら助からなかった気がします。

これで「ヤンは英雄だ、やっぱりすごい」って言ってるエリヤ君の盲信がそろそろ不味いような……。
君その英雄に囮にされて殺されかけてたんだけど……。
 
コメント
更新お疲れ様です。
ヤンの正反対を辿りつつ、ついに主人公が英雄になった瞬間が感慨深いです。

悪い点の長文は、エリヤ君がヤンを盲信してる点が気になったので書かせて頂いてます。こういう穿った見方も出来るよ、とだけ。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。

ver2のエリヤは前向きになっています。前verより能力と手持ちの情報の範囲内で最善を尽くしているように見えるよう心がけています。

まだ戦いは終わったばかり。勝利の興奮が冷めてから見えてくることもあるでしょう。エリヤはこういった興奮の影響を受け易いので。