「真・恋姫†無双 劉ヨウ伝」の感想

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良い点
皇帝の甘い判断が現状の宮廷模様を表していますね。
謹慎ではなく、少なくとも拘束しておくべきでしょうに。
好き勝手やった人物を目の届かないところに置くなんて怖い。
 
悪い点
賈詡が、権力を持った場合の「この作品の北郷」を見ているようで……。
言い訳はしても「人質にするために兵士を連れて行きました、独断で」と皇帝の前で自白しているようにも見えますし。
反董卓連合が起こったら誰が賈詡に従うのかと心配になるほど。
 
コメント
賈詡が追い込まれすぎておかしな行動をさらにおかしくしそう。
そろそろ仲間から暗殺されちゃうんじゃないかと思ってしまう。
仲間視点で見れば、誰よりも董卓を陥れているのは賈詡だし。
いつまでも心配したり危機を覚えつつも、指示には従ったままという事はないでしょう。
既に言葉は通じなくなりつつあるのを感じているでしょうから。

いやこれらは洛陽での味方の無さからの、ある意味董卓派全体の暴走を表しているのでしょうか。

いろいろ書きましたが、三国志も恋姫も大して知らない奴の戯言だと思って流してください。
次回も楽しみにしております。 
作者からの返信
 
感想ありがとうございました。

> 皇帝の甘い判断が現状の宮廷模様を表していますね。

劉弁は諡号が「少帝」です。
諡号が「少帝」ということは皇帝として否定されていることになるため
皇帝の資質はかなり致命的な人だったではと思っています。
それで「みんなに良い顔する人畜無害のいい人」にしてみました。

> 賈詡が、権力を持った場合の「この作品の北郷」を見ているようで……。

詠の性格とポジションが一番反董卓連合が出来る状況を作りやすいと思いこうなりました。

> 賈詡が追い込まれすぎておかしな行動をさらにおかしくしそう。

恋姫の董卓陣営の設定だとどうしても朝廷運営に無理が出てしまうんですよね。
三国志や正史の董卓は欲望に満ちた肥満体のおっさんのイメージですが、
史実の董卓の経歴を見ると武闘派で人望があった人物だと思います。
なにせ烏合の衆とはいえ反董卓連合を蹴散らし、遷都を強行して成功させていますから。
でも、恋姫の月だと史実の董卓からキャラが乖離し過ぎてしまいます。
そうなると無理するキャラが必要なのかなと思いました。

> 洛陽での味方の無さからの、ある意味董卓派全体の暴走を表しているのでしょうか。

反董卓連合結成の伏線の一つを思ってくださるとありがたいです。

> 次回も楽しみにしております。

7月19日、7月20日のいずれかに更新する予定です。