「至誠一貫」の感想

じゃもの
じゃもの
 
良い点
オリキャラのキャラがしっかりとしていて、元々の恋姫武将達に負けていないところが良いですね。
致命的な矛盾みたいな物も(私は)感じなかったですし、すらすらと気持ちよく読めました。
 
悪い点
役不足の意味を勘違いされているようです。
役不足:その者に対して任される役が軽すぎる(華琳に什長(十人隊長)をさせるようなもの)。
役者不足(造語ですが):役目に対してその者の能力が不足している(春蘭に司空をさせるようなもの)。

十九~宴の夜~より
「そうだ。公孫賛は、己を正しく弁えている。大陸に覇を唱えるつもりならば、確かに貴殿では役不足」
この用法だと、公孫賛にとって、大陸に覇を唱える事は簡単過ぎるという事になります。

同様に 百六~白蓮の決断~より
当人はあまり自信がないようだが、実績と才覚からすれば決して役不足ではない。
とありますが、こちらも役者不足の方が正しいように思います。


五十六~洛陽城外にて~より
「やはり、流琉はお前の差し金か」
これは土方の台詞だと思いますが、流琉から真名を許されるのはこの18行後です。

 
コメント
白兎の顛末がとても残念で残念でなりません。
ハッピーエンドが大好きな私としては、彼女の幸薄い人生がとても心残りです。(きっと白兎本人は否定するでしょうが)
ただ、それ以外はとても楽しく読ませて頂きました。読み応えも十二分にありましたし、続きが気になります。
一年以上更新されておられないようなので、望み薄かもしれませんが…
他のSSを読みながら、たまに更新チェックさせて頂きます。更新、お待ちしていますね。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>じゃものさん

返信が2年以上経ってしまい申し訳ありません。
いろいろとご指摘ありがとうございます。
更新再開にあたり、全話で改定を入れる事としました。
ご指摘いただいた箇所も、その際に確認します。

他にも書いている物があり、リアルの都合上あまり頻繁に更新はできませんが何とか続けていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。