「IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説~新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)」の感想

アレクサエル
アレクサエル
 
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第一五話 浸透

>「アルテミスの首飾りですか、ヤン提督が強攻すれば意味が有るかもしれません。しかし強攻するかな?」
「……」
「帝国の内乱は終結の気配さえ見えない。慌てて攻略する必要は無いでしょう。となれば持久戦でハイネセンを攻略するという手も有ります」
「なるほど」
包囲して補給を断つか、有り得るな。

確かにヤンが無理にアルテミスの首飾りを完全破壊する必要はあまり無い。
カストロプ公爵家の反乱をキルヒアイス提督が叩き潰した。
これでアルテミスの首飾りが意味が無い事は帝国とフェザーンは知っている。
しかし、同盟は知らない。首飾りは有効だと思っている。
ヤンが完全破壊すれば、必ず、原作以上に政治家に非難されるでしょう。
ただ、ヤンはアルテミスの首飾りそのものが大っ嫌いだから、破壊して、同盟内乱を早期に終結させるこもしれませんね。
ただ、ヤンが少しばかり早く同盟の内乱を早く終わらせても、今更、内乱で痛んだ同盟は帝国の内乱に有利な形で介入は出来ないでしょうね。