「旧エクリプス(マブラヴ オルタネイティヴ編)」の感想

斬【Zan】
斬【Zan】
 
良い点
誤字脱字の類がない。大変読みやすく丁寧に作品を作っていると思います。高評価です。
 
悪い点
話の脈絡が突然すぎる部分があります。後書きに「マクロスFのルカ君が・・」とかは、物語中に解説を入れるようにしましょう。

登場人物についての節を入れる時に解説が長くなることを恐れて端折る人も居ますが、ここはどう言う位置付けであるとか、注目点的な解説が要る部分は端折らないように気をつけて下さい。

そう言う意味で、冒頭の「一条光輝」なる人物は如何なる人物なのか解説がありません。
(「マクロス」の一条輝と掛けているのかと思ったけど、今作の一条さんは一条輝ほど子供でもないので、違和感バリバリでした)

それと、作者さんが他作品で使用中のキャラであるならば、「前作登場」とか、そっちの方の解説も必要だと思います。
(他作品を必読しないと物語が進まないのであれば、先に注意を促しておいて下さい)

 
コメント
物語の背景がよくわからない。私はMuv-Luv ファンなので、”香月夕呼”には免疫があるが、その他のオリキャラ(オリ主)の登場に戸惑いを隠せない。

そもそもの香月の立ち位置(所属)も分からない。国連に委託された研究員なのか?それとも、日本政府から研究を依頼された研究者なのか?
BETA が居ないので、『横浜基地』が見当たらないと思うし、故に”横浜基地副司令”の肩書は付いていないと理解した。

次に、目的もよく分かっていない。G弾の影響を無くすのが目的なのは良くわかっているが、因果律量子理論を用いて、「攻殻機動隊」や「ゼロの使い魔」の世界技術が何故に必要なのか解説がない。
パラレル世界の技術などを持ち込んで、Muv-Luv 世界に介入を行う(?)と単純に考えて良いのだろうか? ここも立ち位置(所属)が不明なので、影響が出ているのだと思う。

結論を述べておく。
「エクリプス(マブラヴオルタ編)」第一話のみしか見ていないので、その様に感じたのだが、よく並行世界ものに見られる『良い所取りのゴッチャ煮状態』と言って良いと思う。
まだ「エクリプス(ゼロ魔編)」を読んでいないので、その辺りの不明点は本当に未理解のままなのだが、このまま進むと何をしたいのか分からないので、せめて概要には「〜〜を目的として話を進める」みたいな注意書きが必要だと感じた。

”甘いも酸いも”見極めるのは、こちらは物語が始まっていないので、感想が書けない。
取り敢えず、こんな所です。 うじゃ、うじゃ。
 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。これからの話に少しづつ、反映したいと思います。
こう言う指摘は、大歓迎です。
まだ、文章力や独自性もないため、良い所取りと言われるとその通りです。としか答えられません。これから、少しづつでも個性が出せる様になりたいです。