「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想

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コメント
…「どれほど高潔な理想もその手段を間違えれば下劣に成り下がる。だからどれほど時間が掛かろうとも、例え自分の存命中にそれが叶わなくても正当な手段を取り続ける事が最も最短ルートだ。」と言う知り合いの共産党の国会議員の言葉ですが…
半ば教条主義とも呼べる民主主義者のヤンとは水と油ですね…
エリヤが界面活性剤になる余地無し…
それどころか筋を通すエリヤすら離反しかねない暴走っぷりですねトリューニヒトは…
「目的は手段を正当化する」を地でいってますね…
報道被害救済制度も、政治権力と結び付いて反政府的言論に対する弾圧手段になってるわけですね…。オマケに政府の後ろ盾と言う強力なバックアップで舞い上がった凡人の怖さも追加されてますから…
ただこれ、厄介なのはアッテンボロー氏の様に非常に緻密で綿密な取材の結果の場合、司法が正常な場合は裁判で政府の悪事が露見してしまう事です。特に裁判所もトリューニヒト派に占拠されているとの描写は無いので…
アッテンボロー氏の雑誌は書店等への圧力で販売店を潰していったんでしょう。
つまる所は同盟に置けるしんぶん赤旗か、ウォーターゲート事件報道に置ける政府の圧力に自社ビル売却、それでも足りなきゃ機械売り払ってガリ版でも報道を続けてやると息巻いてたニューヨーク・タイムズ紙でしょうか?一貫した反政府系メディア媒体ならしんぶん赤旗でしょうか?…アソコは創業以来反政府系メディアですが、取材姿勢に対する評判は良いです。