「銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者(旧版)」の感想

長久
長久
 
コメント
同盟が末期状態だと思わせるエピソードがまた一つ<トリューニヒトの粛軍

さて、エリヤが今回命じられた任務部隊の編成ですが、実は原作に準じた解決法があるのですよね
原作三巻で、ヤン艦隊より熟練兵が引き抜かれて新兵に取って代わった、という記述がありました
すなわち、国防委員会からの命令があれば、ヤン艦隊からの戦力の引き抜き(熟練兵から新兵への変換)は可能なのです
ヤン艦隊の主敵である帝国軍は内乱中である為、来襲の可能性は低い。
ならば、当面の敵である海賊退治に戦力を引き抜く事は間違っていないのですから

あと、思い切った人事案がモートン中将の先例で実現しそうですね。
チームフィリップスより分艦隊司令代理、直卒戦隊司令代理が捻出出来るのですから、面白い人事が出来そうです


雑感その一
カプラン大佐は、エリヤが外す為に書いた評価が当たっていたみたいですね
参謀にはむかず、小さくとも駆逐艦艦長という一国一城の主の方が自分が責任を持たなくてはゆかない分その気質が生きたという事でしょうか?
 
作者からの返信
作者からの返信
 
兵の絶対数が多いのが前回との違いですね。それがその解決策を難しくしそうです。

代理司令官というのは、エリヤが首都防衛軍でやってますね。

カプランはエリヤが吹いたホラが現実になってしまったようですね。