「乱世の確率事象改変」の感想

ゼオン
ゼオン
 
コメント
一言、最っ高だ!!
ただ敵を倒せばいいと言うものではない、という事が分かりますね。

まあ実際、幼少の妹を人質に出して、敵が何もしないなんてアホな事を思っていたわけじゃないでしょうね?
普通は思考操作ぐらいはやるでしょう。もしくは慰み者。

そういう意味で言えば、紀霊の怒りもわかるというもの。
これからの孫家がどうなるのか?とてもとても、楽しみですね! 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます。

そう言って頂き嬉しい限りです。

そうなのですよ。敵を倒すだけではままならないのが乱世ですので……


正直そのあたりはかなり描写不足でした。申し訳ありません。少しばかり補足を。

全てを失った孫呉に糧食も兵力も戦場も用意するが、それを使って歯向かうかもしれないので保険として末姫の身柄を預けろ、というのが今回の人質の始まりです。
孫呉側を生かさず殺さずのまま馬車馬の如く働かせるなら、シャオの身の安全をある程度約束しておけばいいので、七乃さんは人質催促の時点でそのあたりをうまく事前交渉した感じだったりします。
冥琳さんだけはいろいろと考えていましたが、軍師なので深読みしすぎるきらいがあるのと、孫呉の発展の為に袁術軍を利用する事は必須なので呑み込むしかなかったりもしました。
「人質は無事だからこそ意味がある、傷つけるならこの身果てようとも歯向かう」との考えに陥りやすく、復讐に走りやすいのが孫呉の性質なのでそこを七乃さんに利用され、袁家上層部の欲に理解が足りなかったのも悪い点かと。
七乃さんや上層部としては慰みモノとして出しても、叩き潰したりさらなる脅しの材料に出来るのでやり用はいくらでもあったり。政略結婚等の政治的な婚姻関係とかは茶飯事の時代なので、誰々が見初めた、とでも言われたら終わりなのです。

やはりこういう話は難しいですね。もっと精進します。


ありがとうございます!
これからしばらく孫家の話は出てきませんが、しっかりとどうなっていくのかは描きますので、

これからも楽しんで読んで頂けたら幸いです。