「ソードアート・オンライン~ニ人目の双剣使い~」の感想

塩酸
塩酸
 
良い点
塩酸です。レビューさせて頂きます。勝手に←
リン、格好いいですね。《二刀流》とワイヤーを駆使した変幻自在のトリックプレー。その中にある自分なりの道。彼の道はどこまでも真っ直ぐですね。真っ向からトラブルにぶつかり、捩じ伏せる。その突破力と意志力、何より実力はキリトを超える《勇者》と言わざるを得ません。
 
悪い点
文章の稚拙さ。致命的ですね。先ず文末には。を付けましょう。
それよりも塩酸が疑問に思うのは、《気持ち》の軽さです。これは作者様のキャラクター全てに言えます。二次創作ではキャラの性格は基本的に原作に準拠して書きますが、作者様が書くキリトやアスナ、シノンは率直に申し上げれば《薄い》です。
例にキリトを挙げましょう。キリトの特徴はその超人的な反応速度やハーレム属性、全てをそつなくこなす器用さ等が挙がりますね。女顔や細身の体、という外見も設定です。
作者様のキリトにはそれが存在しません。基本的な戦闘スタイルは同じですが、口調はともかく、価値観が全く原作と共通では有りません。ぶっちゃけると《キリトらしく無い》のです。
リンがキリトのシーンを奪っているのも有ります。ですが、この《二人目の双剣使い》でのキリトは一体何を思い、何を信念に戦っているのかが全く掴めませんでした。お前の読解力が無いだけだと言われればそれまでですが←
エギルやリズベットも淡々とリンに弄られるだけ、ストーリー毎の接点や付箋もチープです。これらも《薄い》要因の一つですね。
シノンについても然り。「私の事も愛してほしい」との条件でハーレムを認めますがこれは如何に。この事について皆は殆ど触れずに物語は進行していますし。ここでは場面を変えて、シノンが言葉だけでは語らなかった感情、思いや苦悩を書いて欲しい所でした。この時ばかりはリンを嫌な奴だと思いましたね。「付き合わない道理は無い」とは、お前は人の気持ちを何だと思ってると言いたくなりました←
 
コメント
総括すれば、
・我が道を行く主人公かっけぇ
・文章の稚拙さが残念
・原作キャラが薄く、らしくない
・もっとオリ主との掛け合いについての心情を語れば良いかと
ですね。
あまりストーリーに走らず、二次創作なのですからオリジナルストーリーを書くのも良いかも知れませんね。
長文失礼しました。
更新頑張って下さいませ、塩酸でした。 
作者からの返信
作者からの返信
 
感想ありがとうございます

久方ぶりにキツイご指摘、ありがとうございます(Mではない

語尾の句点は付けないのがデフォルトですね。私自身、単純に見にくかったのと、次の文章との間が二行以上空いてるのとで必要性を感じなかったのでいれておりません

確かに文章のルール違反なのは承知していますが、好みの問題です

気持ちの軽さについては……言い訳のしようがありませんね、すみませんでした

心情描写、背景設定、すべてが甘かったようです。裏設定はかなり作り込み、小出しにして織り交ぜていくように心掛けていたつもりですが、進行を焦るあまり浅くなっていたようで猛省しております

ご指摘にあった心情の語らいですが、アシリゼーション編にて追い追い入れていきたいと思っています

稚拙な拙作ですが、応援のほどよろしくお願いします