「覇者は舞い降りた」の感想

KT@ヘタレの人
KT@ヘタレの人
 
悪い点
 ……えっと、ですね。自分は「小説」に感想を書くわけであって「設定集」に感想を書くわけではないのですが……。

 あまり苦言は呈さないようにはしているのですが、一点。

 僕は正直「設定集」が書かれていてもほとんど読みません。いえ、別に設定集を書くことが悪いとはいいません。作者の中に確固としたキャラのイメージがあるのは大切ですし、心引かれる設定だなぁ、とも思います。しかしそれを実際に物語に使うときに、オリジナルスキルをなんの説明もなしに使って「ああ、あれか」と分かるか、といわれると、答えはノーです。そしてそのたびに設定集まで戻って読み直すのは非常に手間です。そして本当に説明が必要なら、スキルが使われたときにどうせ説明が入るでしょうし。

 設定集もあっていいとは思います。しかし、いかにしてそれを上手く……くどくなく、かといって説明不足にならないように文中に織り込んでいくか、というのも、物を書く上では必要じゃないかな、と思います。
 
コメント
 失礼いたします、KTと申します。

 転生ではない神様もの、そういうのもあるのか……。たしかに自分は「転生者」と言われてしまうとなんとなく「いや、死人が出るんだから遊んでないで助けろよ」という気になる人なのですが、なるほど人ではなく神の愛し子という上位なものと考えると、別の考えで動くのに違和感が少ないですね。

 キャラや設定のひとつひとつにいろいろな個性がもたされていて、「これはこう使えるな……」という妄想が膨らみますね。期待しています。