「ソードアート・オンライン ~無刀の冒険者~」の感想


 
良い点
話が纏められていて読んでいて飽きを感じませんでした。良いと思ったのはGGO編ですね。スコードロンって原作あんまり出てないですからね。ミオンさんマジぱないっす。
ヒロイン良いですね。良いですね(大事なことなので2回)。これ程ザザを憎いと思ったことは有りませんよ。ソラ死んだとき泣いてしまいました。
「勝てない」主人公が魅力的でした。武器破壊はMMOでは辛いです(体験談)。キリトとの戦いでも彼らしさが際立つ戦い方だったかと。チキン肌でした。



 
悪い点
悪い所というか、SAO編終了時が少し違和感でした。何と言うかですね、ソラのインパクトが強すぎてですね、家族構成云々が入ってきませんでしたね。あくまで個人的にですが←
また、キリトへの怨恨が出てくるシーンが遅い印象ですね。これも個人的にですが←

 
コメント
ソラが可愛いです。可愛いです。可愛いで(殴
生存ルートを願います(切実)最後の病室でのイベントはあれ期待して良いですよね。もう夜も眠れませんよ。テスト前ですよ(関係無い)。
もうすっごい面白いです。アリシゼーションとソラたん生存ルートを願います。
では。
 
作者からの返信
作者からの返信
 
 感想ありがとうございます!
 返信が遅くなって申し訳ありません(汗)

 「先へ先へと読みたくなる物語」を心がけて描いてきたので、このように評していただけるととてもうれしいですね。読み込みが深くて感激です。楽しんでいただけたのであればよかったです。

 GGO編。意外と好評ですね。自分としては最後まで書くかどうか迷った章だったのですが、面白かったのであればよかったです。スコードロン『血塗れ雑技団』に関しては「かっこよさ」をイメージして作った集団でした。ミオンはもちろん、ツカサやグリドース達にもそれぞれ質の違う「かっこよさ」を感じていただけたならうれしいです。

 ヒロイン。改めて読み返すと意外とそこまであの子出番ないんだなあ、と(笑) せっかく大人気だし、番外編でも書きましょうかね。ネタは結構前からあったことですし。

 勝てない主人公。これは自分がずっと書きたかったものでした。そもそも自分は物語において「自分に重ね合わせられる部分のある主人公」が好きです。「先をいく『勇者』への憧れ」「守りたいものを守れない葛藤」「なにもかもうまくいくわけじゃない無力感」、そして「それでも自分のできる精一杯を成し遂げようと全力を尽くす姿」。自分もいつも負けっぱなしの人生ですが、それでもシドさんのように精一杯日々を頑張って行ければなあ、なんて(笑)

 武器破壊。やっぱりそうですよね(笑) ちなみにあのあたり……SAO終了からALO導入は結構トンデモ効果やトンデモ設定が多く出ているのですが、「ソラの死」のインパクトによって全部さらっと流されています。そして読者の皆さんも突っ込まない。あれやっぱ相当に衝撃だったんだなあ……。

 続いて悪い点。
 まずSAO終了時ですね。コレ、上記のように実は割と狙っていた部分もあるんですが、それでもやりすぎた感がありました。ご指摘をはじめほかの方々のご感想を見ても、どうも自分はいまいち「喪失感」の描写がへたくそのようです。まだまだ要修練ですね。

 そしてキリトへの怨恨の描写。これもやはり「喪失感」の描写に付随する感情であるべきだったのですが、ううむ。ちなみにキリトさんへの恨みがとうとう炸裂するマザーズロザリオ編クライマックス、あれに関しては「やっぱりSAO二次創作の最終バトルはキリト先生とだろう!」という自分の譲れない思いからです。ほんとはもっとことあるごとに戦ってもよかったんですが、いざ書いてみると本気のVSキリト戦はこの一回だけでしたね。

 そして、ソラちゃん。
 ラストシーン、ううむ。正直、書いてもいいかなあ、とは思いますね。アリシゼーション編完結もまだまだ先になりそうだし、そして自分ももう来月くらいまでしかこういった趣味に走れる時間あんまり取れないだろうし、どうせ完結まで書けないなら書けるときに書ける分書くのもありかなあ、と。まあ、まだ決めてないんですがね。


 いい感想をいただいたおかげで、なかなかに長文になってしまいました。
 この「無刀」をここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!